今年も残り数日
早かったような?遅かったような一年。
婆の認知症も老化も確実に進んだ一年でした。
年初の頃は、
サービスのない日は、ただひたすら一緒にいる時間を多くして、
不安の解消に努めていました。
今は、不安感は全くと言っていいほどなくなり、
言葉では拒否したり、反発することもありますが、
ほんの一瞬であり、ある意味介護自体は本当に楽になりました。
毎日同じルーチンをこなしているだけ、
平穏な日々を過ごせることは、有難いことなのですが、
それでも婆がいる限り、何処にも出かけられない、自由にならない、
そんな気持ちを持ち続けていると、
自らが気持ち的には、婆以上に老け込んでいくような気がします。
婆は、年月も関係のない世界で、
老いたことさえ感じなくなって、ただ甘えていれば済みますが、
私たちは、婆の命を支えながら、
自分たちの老後の不安との戦い、
今すぐ婆の死を望むわけではないけれど、
複雑な気持ちがだんだんと増していく今日このごろです。
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