先日、初めて出会った聞き慣れないカタカナ言葉だ。
直訳は、「復元力」「耐久力」「抵抗力」ということだが、
困難に打ち勝つ、精神的回復力のことを指すのだと学んだ。

今の子どもは我慢ができない。
というよりは、我慢を強いられるシチュエーションが少ない。
理不尽さを感じる機会も少ない。

何もしなくても、なんとかなってしまうので、
考え、悩み、自分なりの答えを出すような能力が低い。
オリジナリティを求められずに、何につけても目立たない
平均点を取ることに安心している親と子どもがいる。

しかし、ルールの大切さや仲間の大切さを教え、
そして、我慢の先にある楽しさや喜びを伝えれば、
子どもたちは独自性を出し飛躍的に成長する。

理解して覚悟を決めて飛び込めば人は成長するのに、
安定という名の不安定に安心している人がいる。

考え方を変えて欲しい。

社会のために、お客様のために、仲間のために、
役に立つことを誇りに思い、微力ながら社会に貢献していく。

困難から逃げずに立ち向かい、なんとしても成功させようと
敗勢であっても粘り強く最後まで諦めずに対応するチカラ。
逆境を克服していく勇気。

若い頃、たくさん理不尽な局面に遭遇したが、
レジリエンスを鍛えるための運命だったとすれば実に面白い。