20代の頃の悲しい思い出。

新たな希望のためではなく、自社を耐え切れずに、
エンジニア(社員)が、転職していった。
精神的に追い込まれた者、長時間労働で体調を崩した者、
社内の人間関係が上手くいかなかった者、会社を理解できない者。

営業は、舞台監督だと思っていた。
コンサルタント、エンジニア、プログラマーといった、
俳優、女優がプロジェクトで最高の表現をするために、
どのような舞台を作っていくのか。を常に考えていた。

働ける、輝ける、成果の出せる、達成感の感じられる舞台。
それを整備できなかったことが悔しく、情けなく、悲しかった。
それから10年以上の月日が経過した。
会社を経営し始めて6年になる。

社員やお客様に恵まれて、思いが形になり、
行動の積み重ねが物語(歴史)になってきた。
1速だったギアは、社員と共に2速になり、
いつの間にか3速に突入していた様だ。

この度、東京都から「雇用環境整備事業」という分野で選定された。
4団体の選出だが、情報サービス業からは1社だけだった。
素晴らしいお客様と、パートナー企業、そして社員に感謝申し上げる。

現在、IT業界でSES事業を営んでいる会社は、
東京都だけでも1万社程度ある。
その代表として、今後もできる限りの努力をしたい。

そして、学びたいと思う人たちへ環境を整備し、
新たな舞台を作り、共に成長できる機会を提供したい。

「Make the Next Stage!」
私たちの目指す方向性が認められた日。
いよいよ、トップギアに入れる時が来たようだ。

【選定事業のご紹介、50音順のため4団体目】
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/equal/kadai/sentei_jigyo/index.html