臨床心理学者、河合隼雄氏の言葉です。


河合氏は「人の心がいかにわからないかということを、
確信をもって知っているところが、専門家の特徴である」

とさえ言われています。



アクティブ・カラーセラピーは選び取った色から
心にアプローチして、
クライアント自身が自らの言葉で心を言語化して
読み解いて頂く手法ですが、


セッションの度ごとに 
思いがけない言葉が導き出されたり、
予想も出来ない展開へと繋がっていくので、


セラピストは一切色の意味を類推したり、
アドバイスをすることが不可能なことを

痛感させられます。



先日移動する時に薄くて軽そう・・・・
ただそれだけの理由で買い求めたのが
村田紗耶香著「コンビニ人間」でした。






最近では都会ほどコンビニのスタッフは
外国の方々で占められているように見受けられます。


システムとマニュアルだけでも複雑化する一方で、
言葉の壁もあるのに、どれだけ優秀なのかしらと
いつも感心していました。


かてて加えてコンビニこそが自分の生きる世界だという
「コンビニ人間」の主役、古倉恵子の発想に圧倒されました。



解りやすい常識と思われている感覚や知識とは
あまりにも隔たっていて、爪の先ほども引っかからない
衝撃的なストーリーでした。



言い換えれば それだけ刺激的で面白かったのです。



改めてセラピストとしてセッションする時は

「人の心などわかるはずがない」

と呪文のように唱えなければと

自分に言い聞かせました。



拙著