石破の安倍批判が裏目 | 果樹園の草むしりおじさんpart2

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旧民進党代表となった蓮舫氏は持ち前の攻撃性鋭い弁舌で安倍政権を攻撃したが民心から遊離して選挙で勝つことは出来なかった。

このような野党的体質は55年体制からのもので、以来国会で政策論争らしきものは見られなかった。

旧社会党が長期低落を克服できずに消滅したように、続く前原民進党は内部矛盾により党勢の維持存続が不可能になり、ついに分散してしまった。

「安倍を批判すると選挙に負ける」定理でもあるかのようだが裏をかえせば政策をもって国家ビジョンを提示出来ない、思考停止人間の集まりだからに過ぎない。

9月20日投開票の自民党総裁選に立候補した石破茂氏を見てみると、彼の野党的体質から来る安倍批判にもこの定理が当てはまりそうだ。

「安倍を批判すると選挙に負ける」という定理だ。

相手に批判を投じることにより自分を高く見せる、という候補者の姑息な人間性を国民は見抜けるようになってきた。旧民主党政権により国民は鍛えられたのだ。

野党とマスコミが一体となって安倍批判の嵐を起こしたが国民には響かなかった。批判の大合唱をすればするほどそれに連れて批判者への支持が激減し、野党は崩壊の道を歩んだのだ。

石破氏を見ていると崩壊野党そっくりだ。
政策提言はしないでマスコミ相手に安倍批判の記者会見を行う手法は、最後に自民党支持者を敵に回すことになると予測出来ない想像力の欠如もそっくりだ。

今日の産経新聞は安倍・石破一騎打ちの総裁選を取り上げ、石破が記者会見を連発して安倍批判をしていることに対して、自民党内に石破への悪感情が広がっている様子を伝えている。

中でも元々安倍支持だった参院幹事長で竹下派の吉田博美氏が、師匠の青木幹雄氏の指示に従い石破支持で参院竹下派21人をまとめたが、石破の安倍批判に頭に来ていることが紹介された。

石破の政策無き露骨な安倍批判は安倍を支持する勢力の感情を逆なでしている。

6年前の総裁選で石破を支持した無派閥議員からも「野党のような批判をするならついていけない」と突き放された。

一方安倍は石破を批判することなく黙々と職務に励んでいる。

器の違いとでもいいましょうかね。人間性の違いといいましょうかね。

自民党政権を批判して、攻撃相手がいなくなった旧民主党政権は負の実績以外に何の実績もあげられませんでした。

石破も同じではないですかね。