「室井慎次 敗れざる者」を観ました。
1997年にテレビ放映された「踊る大捜査線」は映画が大ヒットして次々とスピンオフを含め映画化されていったが、2012年のTHE FAINAL以降は作られてなかった。今回の「踊る」の復活は低迷するフジテレビのカンフル剤になるはずだったが、青島役の織田裕二が出演を拒否したため、室井役の柳葉敏郎にお鉢が回ってきたというところ。最初は断ろうと思っていたようだが、本広監督に説得されて出演したそうだ。
ストーリーは室井が定年前に警視庁を退職して秋田に戻り、養子2人と静かに暮らしていた。
ある日、自宅近くで腐乱死体を発見。どうやら昔の事件とつながりがあるようだった。
さすが室井さん、引退しても事件が追っかけてくるようです。
ここでかつてライバルだった新城が秋田県警本部長として登場。彼も警視庁の出世コースから外されたようだった。
出世コースから外れた者同士が酒を酌み交わしながら昔を懐かしむ。そこに青島についても語られます。
新城の依頼で事件の捜査に協力するようになる室井だったが、養子2人と居候の女子1人の4人で生活するうちに不穏な事件が起こり始める。
今までの「踊る」とはノリが違って、何となく「北の国から」に近い雰囲気があります。
しかし、踊るのBGMが流れるとテンションは上がりますねー。
2部作なので、事件は未解決のまま終わります。
さて、次の続編を待ちますかー。
