フォードVSフェラーリを観る。
フォードGTはデザインが好きで、その車の開発話が映画になるということで興味深く観ました。
フェラーリが資金難でフォードからの買収の話があったものの、それを蹴ってフィアット傘下に入ったことにより、フォードはフェラーリに対抗してスポーツカーを作ってルマン24時間レースに参加することになり元レースドライバーのシェルビーがマイルズを誘いスポーツカー開発を始めることになる。
まるでプロジェクトXのようなお話なのだが、映画ではシェルビーとマイルズの男の友情の物語が主軸になっていく。
宿敵フェラーリを倒すために開発を進めるものの、フォードという大企業だからこその様々な圧力も受けるという葛藤が描かれる。特に副社長がマイルズを嫌っており、何かと嫌がらせをしてくる。
そんな様々な困難を乗り越えルマンに挑む後半のレースシーンはCGを使わず実車にこだわって撮影されており迫力があります。
理不尽なフォード幹部の要求に葛藤しつつマイルズが選択する胸熱の展開に感動しました。
車好きならオススメの映画です。
