巣鴨拘置所で起こった奇跡 その2

 昨日はGHQ占領軍の厳重な管理下、巣鴨拘置所に収容されていた戦犯である西澤氏が、キリストを信じ、西澤夫人がその知らせを聞き、非常に喜んだことをお伝えいたしました。

 今日はその続きです。

アイリーン

 ところが、一週間もたたないうちにGHQ占領軍の方からまたアイリーン宣教師のところに連絡が来ました。

「柴野という戦犯があなたに会いたいと言っているが、会うか?」

 柴野という名前は聞くのも初めてでした。

 何の面識もない人物です。

 実は今や罪赦された喜びを爆発させている西澤氏が、拘置所の中で他の戦犯たちにキリストの福音を伝えていたのです。

バプテスマ2

 その中の一人に柴野氏がいました。

 彼は「私も救われたい。私も避けられない死を前にして、永遠のいのちがほしい。

 罪が赦されるということを経験したい」と言って、あと1回しか残っていない家族との面会のチャンスをアイリーン宣教師に充てました。

 アイリーンは柴野氏に福音を語り、彼はたった1回の面会でイエス・キリストをはっきりと信じ救われました。

バプテスマ

 そしてまた次の人が面会を求めて来ました。

 今度は柴野氏が救いの喜びを伝え始めたからです。

 こうしてこの東京裁判の巣鴨拘置所の中では次々と戦犯たちがキリストに導かれ、14人が救われました。

 そして、その中の少なくとも13人は、獄中でバプテスマ、つまり洗礼を受けたのです。

1つになる

 不思議な導きがあり、マッカーサー司令官がこの話を聞きました。

 自責や怒り、不当さに対する憎しみが渦巻く巣鴨拘置所で、アイリーンによって導かれたクリスチャンたちは輝いていました。

 巣鴨の雰囲気が全く変わってしまいました。

 そして、マッカーサーからもう一度西澤氏に会っても良いという特別許可が下り、彼女は西澤氏のところに励ましに行きました。

 西澤氏は言いました。

「私の今の心残りは家族でまだ救われていない者がいることです。彼らのためにどうぞこの福音を宣べ伝えてください」

 何と間もなく処刑される自分のことより、未だ永遠のいのちを持たぬ家族のことを心配していたのです。

 アイリーンと西澤氏は二人で祈りました。

 二人をじっと見張っていた看守はヘルメットを外して、自らも深々と頭を下げながら祈りました。

prayer

 最後の面会が終わって出ようとすると、その看守が出口まで付いて来て何か言いたそうにしていました。

 彼女は「あなたはもしかしてクリスチャンですか?」と聞くと、

「いいえ、私の母がクリスチャンで、私に祈ることを教え、まことの神様を教え、日曜学校に入っていましたが離れてしまいました。

しかし、巣鴨で次々と絶望の囚人たちが輝いていくのを見て、もう我慢がなりません。私たちにも福音を語ってください」

 こうして憲兵隊の中に聖書研究会が出来ました。

 そこで沢山の憲兵隊がクリスチャンになり、後に伝道者、宣教師となって日本に来たのです!

 ある日のこと、西澤氏と柴野氏が処刑されました。

 翌日にその報告をするために、ある将校がアイリーンのところに会いに来ました。

「昨日、あなたが導いた死刑囚たちが処刑されました。その最後はみんなに賛美歌を歌ってもらい、

『神がともにおられる。死ぬのではなく、ふるさとへ帰る』と言いながら、聖書を抱きしめながら処刑されました」

 その報告を聞いたときに彼女は祈りました。

 祈り終えて目を開けると、その将校も祈っていました。

 そして、「私も救われたい」と言うので、その場で彼をキリストに導いたのです。

神の愛

「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」(ヨハネ1:5)

「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(第二コリント5:17)

 たとい多くの人々を殺した人であっても、神の子イエス・キリストに繋がると、全ての罪は赦され、永遠の滅びの火から救い出され、死も悲しみも叫びもない永遠の天の国に入ることができるのです!

 皆さんはこの天国行きのチケットをもうお持ちでしょうか?

 もし、持っていなければ今日、心の中に救い主イエス・キリストを受け入れてください!

 主はあなたの心の戸をたたいておられます!心の戸を是非、今日、お開きください!

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