ヤンキーが全盛期だった中高生の時代には今では恥ずかしくて
考えられないようなファッションが不良に流行った時代だった。
全国的に流行ってたのか呉だけの流行だったのかは
未だ知る由もないが不良な先輩たちが身に付けてるのを見て
先輩に訊いたり探して買い求め真似したもんだ・・・
と、「ニッカズボン&ビーズツッカケ」の記事と同じ
書き出しですが(笑)「パラオコート」も同様のアイテム。
この手のコートは全国的には「ファラオコート」と呼ばれるが
呉では何故か当時パラオコートと呼ばれていた。
この手のコートはアメリカが本場だがアメリカではカーコート
もしくは、カークラブコートと呼ばれているコートだ。
しかし多くの場合、カーコートは股上が隠れるくらいの
短めの長さなのだが昭和のヤンキーが好んだのは
膝が隠れるくらいの長さのロングコートだった。
カーコートが日本で有名になったのは1974年(昭和49年)に
日本でも公開された洋画「アメリカングラフティー」の劇中で
不良グループのファラオ団が着用してたのに端を発してる。
てか、同じファラオコートでもアメリカの不良が着ると
カッコいいのだが、これが日本のヤンキーが着ると
何故かカッコよく見えないしガキに見える。
まあ当時はそれでもカッコいいと思ってたんですがね(笑)
ジャンジャン!!