愛車である昭和48年式の117クーペXCの三角窓に貼られてる運輸省のステッカー
日付を見ると今から47年前の「昭和48年7月17日」となっている
昭和48年7月と言えば僕は小学校の4年生の時で、世の中の事など何も知らない
テレビアニメや特撮ヒーローに夢中な海の町の普通の小学生だった
そんな時代に新車登録された車に今年57歳になる僕が乗っている事が感慨深い
このクーペのオーナーになったのは今から約2年前
その時の走行距離は奇跡の実走6万キロだった
クーペは僕が2オーナー目で前オーナーはウチのお客様で現在80代の女性の方
彼女は以前はトヨタのマークⅡに乗ってらしたそうだが
117クーペのデザインに惹かれ東京のいすゞディーラーで昭和48年に新車購入された
約20年前に故郷広島へ帰って来てからも買い替える事もなく
年に一度はいすゞ自動車に点検に出すなど大事にしてきた生活のパートナーだった
もちろんクーペは屋根付きガレージで保管されていた
そんな彼女も高齢になり相棒を手放す時がやって来た
名残り惜しさは十分感じ取る事が出来たが彼女は後継者に僕を指名してくれた
彼女の思いに感銘を受けた僕はクーペを引き継ぎプチレストアを施した
なるべくオリジナルで乗りたいとは思ったがシビエのヘッドライトと
カンパニョーロのマグホイールだけは社外品に交換し
バックミラーを初期ハンドメイドの砲弾型に交換した
旧車との出会いは「縁」とも言われる
こうして縁のあった117クーペを大事に乗り継ぎたいと思います
ジャンジャン!!