実写映画 ルパン三世 | PRAINSのブログ

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2014年(平成26年)に公開された「ルパン三世」の実写映画を観た
ルパン三世と言えばアニメが定番、てか、アニメのイメージしかないが
1974年(昭和49年)に「ルパン三世 念力珍作戦」というタイトルで
実写化されてるようだが観てない・・・てか、知らなかった
 
以前記事にした「750ライダー」「嗚呼!!花の応援団」の時にも言ったが
漫画が原作になってる作品を実写化するのはとても難しい
脚本の良し悪しは元より、キモになるのがキャスティング
 
原作のキャラをオマージュしなければ別物になっちゃうが
あくまで原作キャラはアニメであり人間じゃありませんからね~
 
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ルパン三世に登場するキャラクターは主にこの5人
 
先ずは主役のルパン三世を演じるのは小栗旬
個人的にはあまり好みの俳優じゃないが悪くないと思った
 
ルパンの相棒の次元大介は玉山鉄二、五右衛門が綾野剛
次元も悪くないと思ったが玉山君は男前過ぎる(笑)
 
五右衛門に関しては実写化するには無理がある事は確か
そう言う事もあり、綾野剛はちょっとビミョー
 
我が国でセクシーな女性の代名詞にも例えられる峰不二子には黒木メイサ
確かに峰不二子はクールな部分もあるが黒木メイサはクール過ぎる
 
もっとグラマラスで可愛さも兼ねるような
女優の方がイメージに合うんじゃなかろうか
 
自称インターポールの銭形警部には浅野忠信
個人的には一番のハマリ役だったように思います
 
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<あらすじ>
 
絶対に破られることがないという屈指のセキュリティーシステムが
敷かれている超巨大要塞型金庫、ナヴァロンの箱舟
 
手にした者は世界を支配できると伝えられる秘宝クリムゾンハート・オブ・クレオパトラが
そこに収蔵されているのを知ったルパン三世は、天才怪盗として強奪不可能をうたった
セキュリティーを突破してやろうと決意
 
銭形警部の追跡をかわしながら、仲間である次元大介、石川五ェ門と
秘宝強奪計画を進めていく・・・
 
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1967年(昭和42年)にルパン三世を生み出したモンキー・パンチ先生
実は、ルパン三世の実写化において「ルパンのファンを失望させるだけ」
と、当初は難色を示しておられたそうだ
 
しかし、現代のCG技術の進歩を見てアニメ版のような演出も
可能と考えるようになり実写化に前向きになっていったそうだ
 
そんなモンキー・パンチ先生も今年4月に永遠の眠りに就かれました
 
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「どうせ作るのならば、世界で通用する作品にしたい」という事で
監督を始め、スタッフ、キャストもインターナショナルな人達が集められ
撮影現場では日本語・英語・タイ語・中国語・韓国語の5か国語が飛び交ったそうだ
 
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撮影も大掛かりでタイ王国軍の全面協力の下、陸軍本部で行ったり
2か月かけて一から邸宅を建築したり、更に現地のモン族から借りた
畑を開拓して2か月かけてセットが作られたりもした
 
元々脚本にはなかったカーアクションシーンを準備期間2日
撮影期間2日で撮影しCG合成を行なうなど一切の妥協をしていない
 
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テーマ曲には元々はアニメ版のメインテーマ「ルパン三世のテーマ」を使用する予定だったが
アニメ版の音楽を手掛ける大野雄二さんが多忙で参加出来ないとの事で断念
音楽は布袋寅泰さんが担当するようになったそうだ
 
やはりルパン三世を撮るならテーマはアレじゃないとね~
 
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全国307スクリーンで公開され映画観客動員ランキングで初登場第2位となった
最終興行収入は24億5,000万円を記録し、全世界23か国で公開されたそう
 
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と、いう事ですが個人的にはやはり国民的アニメを実写化するのはとても難しいと感じた
これは俳優さん云々以前にアニメ作品のキャラクターを観客全員が分かっていて
アニメのルパンの魅力的を実際の人間が超えるのはハードルが高い

いくらCGが発達しても非実在のコミカルさ、アクションに
生身の人間が対抗するのはかなり難しいと思う
 
アニメのルパンのイメージや概念を捨ててアニメとは別物として捉えないと
残念な感想になるんじゃないかと思いましたね
 
ジャンジャン!!