2015 次男を訪ねて三千里 <5> 2週間ぶりの・・・ | PRAINSのブログ

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時々、我が町「呉」と お仕事「美容」、「美味い物」
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「帰って来たぞ~~~!! 2週間ぶりに!」 爆!
 
 
と、言う事でほんの2週間前に訪れたバイカーの聖地「阿蘇」
僕は2週間後にまたしてもこうして立っていました 笑!
 
しかしいつもと違うのは一緒に阿蘇の壮観な景色を眺めてるのは
いつものチョイ悪オヤジ3人衆ではなく家族だという事です
 
僕はここ5年来で通算6度目の阿蘇ですが他の家族は生まれて初めての阿蘇なんです
 
ここに家族を連れて来る事が出来て僕は何だか一つ肩の荷が下りた気がしたのは
決して気のせいではありませんでしたね 笑!
 
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今年の「俺たちの旅」では悪天候だった事もあり大観峰には立ち寄りませんでしたが
阿蘇に来ると必ず一度は立ち寄る国立公園「阿蘇 大観峰」
 
いつもはここからオヤジ3人でこの景色を眺めてるんですよね
 
いつかはここに家族を連れて来てやりたいと思ってましたがようやく夢が叶いました
しかも当日は快晴で抜けるような青空です、季節も良いし絶景でしたね!
 
しかしもって当日はゴールデンウイークと言う事もあったんでしょうが
阿蘇に登ってくる道も渋滞してたし大観峰も満車状態で人も凄い
こんな人が多い大観峰を見たのは初めてでしたね~
 
てか、当初の予定ではここで宮崎在住の「師匠」事、Aさんに会う予定だった
師匠とは昨年秋の「俺たちの旅 宮崎編」で対面を果たした同じゴルフカブリオ乗りの大先輩です
 
しかし師匠は在住地区の顔役で当日宮崎都農ではバイクイベントが開催されており
イベントの世話役の師匠はどうしてもイベントを抜け出す事が出来なくなったとの事だった
 
「師匠!この度はお会い出来ず残念です、またいつかお会いしましょうね!」
 
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阿蘇の大自然の空気を満喫しながら走るオープンカーは最高に気持ちいい!
もちろんバイクで走るのも爽快ですがヘルメットを被っていないのも新鮮でしたね
 
で、この後、先日行きそびれた「天空の道」に行こうと思っていたのですが
渋滞に巻き込まれた事もあり予定時刻を押している
 
実は当日夜に福岡でどうしても会わないといけない人と待ち合わせていたんです
そんな理由で僕達は阿蘇を西側に下って福岡県を目指します
 
「また来年帰って来るからな~~!」
 
と、先日も同じ事を言いましたが(笑)僕達は阿蘇に別れを告げて福岡を目指します
 
僕のこれまでの経験では阿蘇を西側に下るのに避けなければならないのは
熊本方面に下りる国道57号線なんですよ
 
この道は僕達が熊本泊の時に通る道なんですがほぼ100%凄い渋滞になっている
バイクなら車の間をすり抜けて走る事も出来ますがゴル子ちゃんではそうもいかない
 
日出のパティシエ、シェフさんにも57号線だけは絶対避けた方が良いと念を押されていた
だから予定では渋滞が少ないと予想された212号線~3号線久留米に抜ける手筈にしていた
 
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しかし予想を反して下山道がえらい込んでいる・・・
 
      「こりゃいったいどうなっとるんな?ドエライ込んどるのぉ~・・・
   ん?この景色は見覚えがあるど・・・な~に~? 57号の標識が出とるじゃないか?!」 笑!
 
どうやらスマホを使ったナビ係の次男が道を間違ってしまっていたようだ
どうりで車がまったく動かないはずだ、僕達はUターンして抜け道を探します
 
抜け道を見つけてゴル子ちゃんは順調に山道を走り抜けていたのですが、その時・・・
 
「ん? ちょっとゴルフのマフラーの排気音が大きゅうなってないか? 
                        排気漏れしようるんじゃろうか・・・?」
 
ガリガリガリ・・・
 
僕がそう言った次の瞬間ゴル子ちゃんのマフラーが落ちたらしく
アスファルトと落ちたマフラーの鉄が摩擦する音が・・・
 
「やった~ マフラーが落ちたで、どうしょーか~・・・!?」 爆!
 
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どっちにしてもマフラーを引きずりながらの走行は出来ない
 
この辺りの土地勘もないから修理してくれるショップの有無などわかる余地もない
しかも当日はゴールデンウイークの最中だ 仮にショップがあっても休みの公算が高い
 
こうなったらガソリンスタンドしかない・・・
そう思って前方を確認すると何と10メートル先にガソリンスタンドがあるではないか!
 
ガソリンスタンドに入ってスタンドを見渡すと今時のGSではなく昭和の香り漂うアナログなスタンドだ
でも背に腹は代えられない
 
「すいません、旅の者なんですが、どうやらマフラーが落ちちゃったみたいなんです
                      応急処置を施したいのでジャッキを借りれますか?」
 
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初老のオーナーらしき人にそう言うと何と車に携帯してあるような簡素なジャッキを持って来た
 
ーおいおい、そんなジャッキじゃ話にならんぞ・・・
 
とは思ったが仕方ないと思いジャッキを噛まして車を上げていると
 
「よかったら ここをお使いなさい!」
 
昭和の時代の整備工場やGSによくあるパターンの地面が掘られた整備穴を勧めてくれた
そこは当分使っていなかった気配満々で穴の周りには鉢花が沢山飾られていた
その鉢花をオーナーさん自ら避けてくれてながらそう言ってくれた
 
ーこんなのがあるんじゃない 早く言ってよ! 笑!
 
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その穴にゴル子ちゃんを跨がそうとするのだが
落ちたマフラーがコンクリートの段差に当たって前に進まない
 
長い棒を突っ込んでマフラーを持ち上げながら慎重にゴル子ちゃんを前進させる
何とか段差をクリアーして穴の中から腹部が見えるようになった
 
僕が自ら穴に入りゴル子ちゃんの腹部を見て驚いた・・・
 
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マフラーのタイコ部分とパイプの接合部分のネジが外れたのかと思っていたが
な・な何とマフラーが真っ二つに折れているではないか OH MY GOD! 爆!
 
どう見てもこれは金属疲労・腐食による劣化分断に間違いない
好調だと思ってたゴル子ちゃんのこんな所に魔の手が伸びていたとは・・・ 笑!
 
ーそう言やあ この間KAORU が排気漏れしょうるんじゃないかって言うとったの~・・・
 
ちょっと前に英国旧車の専門店をやってる呉の友人のショップに立ち寄った時
その友人が排気漏れを指摘してくれてたんですよね
 
その時すでにマフラーに亀裂が入って排気漏れしてたんでしょうな~
でもその時はそこまで気に留めなかったんですよね~ さすがにプロですな~ 
 
と、感心してる場合じゃない! 笑!
 
これはとてもじゃないが、この場で完全に修復するのは無理だ
最低限マフラーを吊って固定して落ちないように走るしかない
 
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「もしもし尾崎さん、今阿蘇におるんじゃけどゴルフのマフラーが折れて落ちてね~
                                   で、今から阿蘇まで直しに来てくれん?」
 
「馬鹿も休み休み言え~よ、自分で何とかせぇ~ 頑張れよ!」 爆!!
 
 
と言う事で自分で何とか応急処置を施すしかない
 
タイコとパイプを完全に繋ぎ合わせるのは無理だが
マフラーが落ちないように釣り上げて固定するしかあるまい
 
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ガソリンスタンドで貰った鉄パイプを添え木変わりにして太めの番線で何か所も締め上げて
程なくマフラーは固定された
 
しかし折れた双方の穴が結合されたわけじゃない
タコ足から先に消音機がなく要はバイクのマフラーの集合管の直管みたいなもんだ
 
排気の抜けが良すぎてパワーロスする事も予想できる
しかし何より心配なのは排気音だ・・・ 笑!
 
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てか、この時のガソリンスタンドのオーナーさんに感謝です
本当にありがとうございました、助かりました!
 
昨年秋のマッハの故障の時も宮崎のGSのオーナーさんにお世話になった
この時のGSも昭和チックなアナログのGSだったが九州男子は情に熱い人が多いね~!!
 
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「バオ~ン バオ~ン・・・」
 
阿蘇に沈む夕日に照らされてレーシングカーのような爆音を山にこだまさせ激走するゴル子ちゃん 笑!
車中に流れるサザンのナンバーも、会話する声もよく聞きとれない
 
僕達はこの後、7時半には久留米で人に会う手筈になっている
ーこりゃ思わぬ時間を食ったぞ、急がねば先方は待ちかねてるぞ・・・
 
しかしこの故障はこの後更にトラブルを誘発させる引き金になるのだが
この時僕はそんな事まったく思ってもいなかった
 
何も知らない僕はレーシングカーに乗ったレーサー気分でアクセルを踏み込むのであった・・・
今日はこれまで,、続きはまた来週! 笑! ジャンジャン!!