大人のケジメ

昨日帰省した次男を連れて母校である呉港高校（くれみなとじゃありません、ゴコウと読みます）に挨拶に行って来た。

近況報告もあるが進路の相談もあったのだ。

うちの息子達は幼い頃から野球をしていたのだが野球界は縦社会である、その辺の繋がりは大事なのである。

大人のケジメをつけると言う事だ。

呉港高校の歴史は古い、正式には「武田学園呉港高校」と言うのだが聞く所によると「武田」と言うのは甲斐の国武田信玄の流れを汲むと言う事だ。

呉市にある唯一の私学男子校なのだが僕が高校の時も勿論存在しており友人知人も呉港高校出身者は多い。

ちなみにオザキさんも呉港高校のＯＢである、笑

しかし当時は時代性もあってとてもヤンチャな生徒が多かった、笑

僕と同級生の奴らも１年生の夏休みくらいまでに１クラスくらいの人数の奴達が退学しているのだ、笑

硬式野球部の歴史も古く昔は強豪校で甲子園にも何度か出場している。

プロ野球選手も輩出しており阪神タイガースの永久欠番　１０　藤村富美男さんが有名である。

僕は同校の出身ではないが次男が在学中はしょっちゅう顔を出していた。

おそらく自分の高校生活における出席日数より多かったと思われるのだ、笑

野球部の監督を始め各先生方や校長先生に至るまで大変お世話になったし今でも仲良くさせていただいている。

瀬戸内高校にて主将・捕手を務める
亜細亜大学在学中に全日本選手権優勝、明治神宮大会ベスト4、日米大学野球選手権全日本メンバー選出
JR西日本副主将等を経て平成19年より呉港高校コーチ、部長、平成21年より監督に就任

昨日も４時頃に学校に行って８時頃まで監督と話をしていた。

本当に良い監督さんで面倒見もいい人だ。

３年生の時の担任の河原初海先生だ。

年齢は僕より二つ上になられる。

先生の同級生に僕の仲の言い先輩が多い事もあってとても良くして頂いた。

とても人情味のある先生で頼りになる。

昨日も父兄懇談会の合間を縫ってお話させて頂いた。

校長先生の薄井光二先生だ。

とても熱い先生である。

やんちゃな生徒が多かった同校を先生の情熱で変貌させたのだ。

その結果同校は現在地元の人達からとても評判が良い、数々のご苦労があったと思われる。

僕も次男が在学中は幾度かぶつかった事もあるがお互い熱い物同士と言う事で先生にも最後には御理解して頂いた。

たかが一父兄の僕にも真剣にコミニュケーションをとって頂いた。

僕の性格である、長い物に巻かれないハッキリ物を言う、誠心誠意でぶつかって行った。

それを受け止めてくれる度量が先生にはあったのだ。

昨今多いモンスターペアレントでは無い、立場をわきまえながらも言う事は言う、僕も引かないが校長先生も引かない。

最終的に分かり合えたのは立場は違えど呉港高校を思っての事と御理解して頂いた物と僕は思っている。

おかげさまで次男も凄く良くして頂いた、今ではホントに感謝している。

やはり人間小手先ではダメなのだと思う、誠心誠意の情熱が大事なんだと思う。

今では校長室でコーヒーをいただきながら雑談して頂けるほどになった、ありがたい話である。

これらお世話になった先生方に次男も「大人のケジメ」をつけなければならない。

進路の事は詳しくは書かないが人と人のつながり、お世話になった人への感謝の気持ちは大事にしなければならないと思う。

それを教えるのも親としての義務だと僕は思っている。

僕が身を持ってやって見せる事で息子も学んでくれたらと心から思っているのだ、ジャンジャン！！