美容師の素質 | PRAINSのブログ

PRAINSのブログ

昭和と趣味と日記のブログ
車・バイク・音楽・映画・ファッション・釣り・ゴルフ・・・
時々、我が町「呉」と お仕事「美容」、「美味い物」
よろしくお願いいたします!

イメージ 1
お客様から よく訪ねられる事に「美容師になるには素質が いりますよねー、それに手先が器用じゃないと、、、」
勿論 間違いでは ありませんが、僕の経験上、自分も含め色んな美容師を見て来て 決して それだけじゃないと思うし、それよりもっと大事な事が 有ると思います。
 
これは美容師に限った事ではないと思いますが、「美容師が好き」って事が1番大事な事だと思います。
お客様を「キレイに若くカワイくカッコ良く」してあげたいって気持ち、そうしてあげることで自分も気持良くなれる。
そういう気持ちを持ってる事が大事だと思います。
 
美容師の仕事って 見た目華やかで オシャレで若い子たちから見れば 有る意味憧れる事も 分からないでもありません。
颯爽とハサミを使い手際よくカットして行く、、、
お客様から見れば そこの部分だけしか見えませんが その部分はほんの1部分だけなのです。
 
美容師の仕事、営業時間内に限って言っても「技術力」と「営業力」の2つが求められます。
いくら腕が良くても お客様とうまくコミニュケーションが取れず 無愛想に やっていたら仕事として成り立ちません。
有る意味趣味じゃないんです、みなさん好きな事を趣味にしますよね、趣味なら有る意味好きにすればいいけど 人を相手にしてお金を貰うんです。
趣味にしたい位「好き」って言うのは良い事ですが、決してそれだけでは仕事としては成り立ちません。
 
技術って言う部分は 手に職を付けるって言う仕事は皆同じだと思いますが1朝1石に身に着く物ではありません。
営業時間が終わって練習するのです、休みの日も講習や研修が有ったりします。
勿論 遊びや休息等も 大事ですが、思っている以上に仕事に携わる時間は長いです。
 
良い部分だけ見て美容師に憧れて 現実を目の当たりにして やめて行く人は 凄く多いです。
今から 美容師を目指す人は そう言う事も理解して頑張って貰いたいと思います。
その上で初めて「センス」や「感性」等が問われるように なるのです。
イメージ 2
僕の 美容学校時代の学生証です。
昭和56年ですから1981年、今から30年前です。
今はもう無くなりましたが、阿賀の職業訓練校に美容科があったんです。
当時美容科は1クラスで中卒から40代の人まで40人位居たと思います。
男5人で女35人だったと思いますが、今でも美容師やってる人は全ては分かりませんが 僕がわかる範囲では多分僕だけです(同期の人で もし続けられてる方がいたらごめんなさい、笑)
 
追伸 ちょっと えらそーな事も言いましたが 実は僕も そこまで考えて美容師になった訳ではありませんでした。
でも 何とか30年続けて来て 体験した事からの思いと 受け取って頂けたら幸いです。
30年続けてこれたのは 勿論自分の努力もありますが、家族の支え、それにご来店頂いた お客様、そして何より巡り合った、師匠、先輩等環境に 恵まれた事が大きいです。
その辺の所は また機会があったら話しますね。
 
 
昨日まで梅雨の様な 雨でしたが今日は久しぶりの快晴でした。
しばらく良い天気が続きそうです、カープは今日は 今の所負けてますが、頑張って逆転して欲しいですね。
本日ご来店の お客様ありがとうございました。