コロナウィルス禍のため、2か月余りの休校がありましたが。
今月より、小学校が再開しております。
恐る恐るではありますが、日常生活に戻りつつある昨今です。
しかし、ウチの長男(小2)も長女(年長)も、普段通りに登校・登園しておりました。
「自由登校」の後、トワイライト・スクールに行くという流れ。
新聞報道にあった様に、自由登校に来る子は3%~5%くらいだった様子です。
トワイライトでは本や玩具がそれなりにありますし、外でサッカー等を行う時間もあったので、退屈はしなかった様です。
しかし、「自由登校」の時間は、そうもいかない。
一応は自習時間なので・・・何か本を読んだり、書き物をする必要がありました。
図書室や音楽室で自習することが多く、図書室ならば「本を読もう」で時間は潰れる。
問題は、図書室以外の教室です。
学校から「ドリルやっとけ」といった課題が出たのは、4月中旬以降。
それまでは、何をさせたら良いのやら、ちょっと迷いました。
1月に九九をやらせて、筆算も少しやらせていたので、算数はまぁやらなくて良いかなと。
(ほんの少しだけ、自宅で、分数や図形のハシリ程度をやりましたが)
セガレは「漢字は好きだ」というので、小学校向けの漢字の辞書を買ってやりました。
で。
1週間ぐらいは、漢字の辞書からヤミクモに書き取りをしていましたが。
やっぱり1週間が限度でしたね。
漢字の「成り立ち」みたいのも載っていて、普通の辞書よりは面白いシロモノでしたが、やっぱり難しい。
そこで、都道府県の地図を渡しました。
「山口」とか「秋田」ならば、小1で習った漢字で書けますよね。
その辺から「読んでみ?」「書いてみ?」などと言ってみて。
徐々に、「鳥取」といった難し目の漢字に誘導。
当然「無理だよ~」といった泣き言を言っていました。
そこで、「鳥取が分かれば、隣の件の島根・・・の島も分かるだろう?鳥の点々の部分は、鳥の足だろうから、島は山だわな」みたいに説得してました。
ここは、親としても踏ん張り所だな、と思いました。
鳥が分かれば島も読みやすい・・・ココです。
・福島の「福」が分かれば、「福井」や「福岡」も覚えやすくなりますよね。
・他にも、宮崎の「宮」が分かれば、「宮城」に応用できます。
ここで問題なのは、物覚えの良し悪しではありません。
「一度見た字が、他にも応用できそうだぞ?」といった推察・類推のチカラや、継続のチカラ・・・これを経験して欲しかった。