昨日は日本橋から直帰して、そのまま帰りの電車でPresence聴いてたら、ハマりにハマってしまって、、、
そのまま朝から家でわざわざPresenceのレコード聴いて、嫁や娘からうるせぇ、うるせぇ言われて、そのまま通勤電車でPhysical Graffitiですよ、、、
久々に聴いた。
中後期のツェッペリンも良いですね。
1st,2ndとかの初期のアルバムって、聴くの疲れるんですよね。
そりゃあ、大名盤なんですが、聴き手のこっちも結構体力奪われますからね、、、。
ちょっと、仰々し過ぎる、、、というか。
毎日、フレンチは食べれませんよ、みたいな。
聴く回数で言ったら、フィジカルやプレゼンスの方が多いかもしれません。
ガッツリ町中華な感じ、が。
多少、エスニック仕立てですが、、、。
フィジカルは、初めて聴いたのがレコードで、
最初聴いた時から、そりゃもう、あまりにもカッコ良すぎて、悶絶しましたよ。
ツェッペリンらしいハード・ロックが満載で、ソリッドでファンクネスで、中央アジアな怪しい曲もあり、たまりませんでした。
過去の作品とかもごった煮になってる、ってのは後から知ったんですが、そんなの全く気にならないくらいに凄かった。
なんか、曲ごとは確かにゴチャゴチャなのに、レコード一体での統一感というかが凄くて、、、。
多様性を丸ごと呑み込んで、ツェッペリン・ブランドに仕上げるところからして、このバンドの強烈な個性を象徴してますよね。
A面の冒頭1〜3曲目の流れが一番好きですかね。
Custard Pieで、あぁこれぞツェッペリンですね、となって、2曲目のThe Rover、あの哀愁タップリなギターにもう、うっとりですよ。
そこからはもう2枚組もあっと言う間。
カシミールは、、、有名ですが、私にはあんまりグッとはきませんでしたね。
何気に、2枚目/C面の1曲目、途中から転調する下りとか、ああいう感じが大好きです。
からのアコースティックな曲になだれ込み、なんだか希望の香りがする。
ゴリゴリのハードゴリ押しではなく、こういう耽美的なスタイルも見せてくれるのはツェッペリンの魅力ですよね。初期のちょっと呪術的?というか情緒が濃すぎる/強過ぎる、感じではなく、この頃は、もうちょっとサラッとスマートに聴かせてくれるところがクールで好きですね。
3曲目なんて、どこのウエストコースト・バンドですか、、、ってくらい、俺の大好物な曲をやってくれてます。こんなのも出来るんですよね、彼らは。
なんか、レストランで多国籍料理食べて来たような、不思議なアルバムですね。
満足度はたまりません。
こういうアルバムの方が、飽きが来ずに、何度も聴けて楽しめるので好きですね。
難点は、最高過ぎるので、通勤電車で聴いてしまうと、聴き入ってしまって、日経新聞どころではなくなってしまうのです、、、。
でもまぁ、たまには、こういう平日の朝があっても良いんじゃないでしょうか。
今日は夏日くらいに気温が上がるみたいです。