特撮のDNA 怪獣の匠 展・映画「ゴジラ」上映&トークショー/佐賀県立美術館~シアター・シエマ 2017.10.7
展示の内容については、福岡特撮座談会のブログ(https://ameblo.jp/fukutoku1994/entry-12319020723.html)に書かせて頂いてますので私的な日記です。
10月7日に2回目の特撮のDNA展 佐賀展、関連イベントのシアター・シエマでのデジタルリマスター版の第1作「ゴジラ」上映会と若狭新一さん、手塚昌明監督のトークショーへ行って来ました。
若狭さんと西村祐次さんのサインが加わってました!
上映会のチケットには、DNA展の入場券とワンドリンクも含まれていたので、DNA展も再度鑑賞。
初日に撮り逃してたり、納得がいかなかった写真を中心に撮影。
一度会場を出る時に、向かい側から怖そうな集団が(笑)
先頭の金髪にサングラス、革ジャンの方が手を振ってくれて、それが若狭さんだと気付く(笑)
ご一緒に手塚昌明監督もいらしゃって、久しぶりにご挨拶!関東の友人や、特撮ライターでキャスト社長の中村さん、ゴジラ博士で知られる、元東宝の石井さんもいらして後のトークショーの司会に。
若狭さんが手塚監督に展示の解説されたり、途中で合流した吉村文庫さんが、KBC・ドォーモの東京SOSのメイキング以来、14年振り(川北監督の葬儀では会われたそう)に手塚監督に取材されてるのを生で観れて感激しつつ、私も展示品の補完撮影をこなす!
入口のミレゴジ横の看板に手塚監督もサインを。
そのサインを1番に撮影させて頂き、そのサインと一緒に手塚監督と記念撮影もお願いしました(笑)
サインには、新ネタな機龍のシルエット付きです。
この看板前は、DNA展で設定されたフォトスポットの一つで、ここで撮った写真を佐賀新聞さんにメールすると、来場記念新聞を送って頂けるそうなのです。
そこから徒歩で20分くらい歩いてシアター・シエマに移動。
佐賀、あまりに人が居なくて29日に佐賀住みの友人が語った「ゆめタウンだけ人がいる」説は本当なようで……
18時ちょうどから、デジタルリマスター版「ゴジラ」(1954)の上映を鑑賞。今回は4K版の上映と聞きました。
それだけに画像が綺麗で、宝田明さん、河内桃子さんの初々しさや、志村喬さんの重みのある演技、平田昭彦さんの芹沢博士の苦悩の演技が、リアルに伝わってきました。
そして、ゴジラ東京上陸の迫力、そしてゴジラの皮膚が震える様子までが、はっきりと分かります。
上映後のトークショーで、若狭さんが初ゴジについて、「ゴジラの4割くらいはギニョール、6割くらいがスーツ」と推察されていて流石です。
手塚監督も若狭さんも、NHKで放映されたのを見たのが、初ゴジとの出会い。その時はピンと来なかったという手塚監督は、学生になられて、再度劇場で見た時に「凄い映画だ!」と感激された話も。
トークは若狭さん・手塚監督がご一緒に仕事された話が中心でした。
「ゴジラVSメカゴジラ」でお2人が川北組で初めて会われた時の話から、モスラ2、3、メガギラス、メカゴジラ、東京SOSと各作品での思い出や、ちょっと書けない話(笑)の数々で楽しくトークが進んでいきました。
若狭さんが、メガギラスで大島ミチルさんのテーマ曲を聞かれて、感激されてメカゴジラのモスクワ収録は、旅費を自腹で出されて同行された話や、手塚監督がSOSモスラの羽ばたきを絶賛され、若狭さんと特撮班の操演・鳴海聡さんとの連携の話等、初めてお聞きする話も多く、楽しい夜になりました。
特撮のDNA展の「見てほしい展示品」を聞かれた若狭さんは「ゴジラの逆襲」の頃に利光貞三さんから中島春雄さんに贈られたという、多分初ゴジで使われたゴジラのプロップの(経年劣化の為に)複製を挙げられて「利光さんの想いが伝わってくる」と。
10月15日撮影分。手塚監督は「当時の撮影の雰囲気が伝わってくる、どこから見てもカッコ良い!」という、破損のまま展示されてた機龍ゴジラの海用の上半身スーツ、そして手塚監督のお気に入りで有名(笑)な東京SOSのカメーバを。
10月15日撮影分。