第五回 酔鴻忌 (後編) 2015.1.25〜26 京都市内 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記


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大悲閣千光寺での一次会を終え、二次会は毎年恒例の河原町の居酒屋さんへと場所を変えて行われた。

御住職から、毎年の恒例となっている、その年に干支の色紙をお土産に頂き、大悲閣千光寺から阪急の嵐山駅まで20人程で山道を進む。

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この酔鴻忌に参加する予習にと、私は北森さんの作品を何冊か読んできた。読んでいるうちに、疑問に思ったことを、たまたま近くを歩いていた浅野先生と、北森さんのご友人・モンさんに聞いてみる。

「北森さんの作品、何冊か読み返してきたんですけど『肋間神経痛』という言葉が何回か出てくるんですが、もしかして北森さんも?」

浅野先生もモンさんも「あ~そういえば!」「罹ってたねえ」と。こういう会話をしていると、北森さんがもうこの世の人でないことを忘れそうになる。
北森さんの話題以外にも、テレビ番組(鬼平犯科帳など)やらお酒の話やらをしているうちに、渡月橋を過ぎて阪急の嵐山駅へ。毎年ながら、夕暮れの嵐山駅、ランタン状の照明が好きで、毎年写真を撮ってしまう。

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毎年恒例のmiyukiちゃんが選んだ、河原町の居酒屋で二次会となる。
いつもながら、miyukiちゃんは美味しい店を選んでくれた。大悲閣千光寺に残っていたメンバーは、全員二次会に参加されていたと思う。
20人ほどのメンバーが、幾つかのテーブルに分かれて再び飲み会となる。

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北森さんのお兄様と同じテーブルになった私は、お兄様が、北森さんが上京された時の話や、三軒茶屋との縁、北森さんご兄弟の想い出話を、陽気に語られるのをお聞きした。
中でも、お兄様は大型古書店などで、北森さんの作品を見かけると全て買って帰る(!)という話は印象的だったし、やはり弟さんを誇りに思われているんだなと感じた。

それでも、毎年集まるメンバーなので、自ずとそれぞれの近況の話になる。
TAMAさんたちが北森さんが若い頃にアルバイトしていた三軒茶屋の割烹・味とめのママさんからの言伝、「北森さんのお兄様によろしくとのことです」という話から出たasaiさんの上京予定話に、ねぎママさんとTAMAさんが反応し、また、味とめへ行こう!という話になる。
これに、私の上京のタイミングが合い、この年の5月の末に味とめ会が実現することになって……

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(※写真は2015年5月30日、味とめにて)

酔鴻忌と呼んでいいのは、この二次会までかもしれない。


続いての三次会は、前年の酔鴻忌やその年の酔鴻会でも訪れた、カズさんのご友人のジャズバーにて。

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ここでは、毎年参加している方々での酔鴻忌の打ち上げといった雰囲気で語り合った。
多くの人がここで帰り、7人で向かったのは、四次会はかつてカズさんが働いていたバー。
北森さんが裏京都シリーズでKon’s Barとして書かれている店である。以前から「行ってみたい!」と言っていたのを、カズさんが覚えていてくれた?のだろう。
裏京都シリーズが好きな私としては、まさに作中の世界に迷い込んだ気分だった!

嬉しさのあまり、

「北森さんの作品の中で、『ぶぶ漬け伝説の謎』(※裏京都ミステリーシリーズ、収録作「狐狸夢」にKon’s Barとカズさんをモデルにしたキャラクターが登場する)と『親不孝通りディテクティブ』がベスト2なんです!」

と言うと、カズさんたちから「へえ、そうなんだあ」と意外そうな声が。普通は香菜里屋シリーズとか、蓮丈那智シリーズ等を選ぶ方が多いか……
ちなみに、「ぶぶ漬け伝説の謎」の解説は浅野里沙子先生、「親不孝通りディテクティブ」の解説はカズさんが書かれてるので、私的北森鴻ベスト作品の解説を書かれた方々と、毎年お会いし、お酒を飲めて幸せだと思っている。

作中と同じ薄暗い店内で、ここでも北森さんがお酒を飲まれたこと、ある賞を巡り北森さんが苦悩された話を聞くことが出来た。

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また、北森さんがご存命の頃に行われたオフ会の話や、北森さんが亡くなられた時、そのオフ会に参加された方から、オフ会の記念写真が欲しいという申し出があったという話が印象に残った。
出来るなら、その方にも酔鴻忌に参加して頂いて、北森さんとの思い出を聞かせて欲しい。
その後、カズさんのご友人のイタリア料理を出すバーへ4人で行って、カズさんとはお別れ。

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お疲れ様でした。

最後に、北森さんがご存命の頃のオフ会から参加されているという、Iさんともう1杯飲むことに。

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Iさんはオフ会で北森さんの著作を大量に持参され、北森さんもその全ての本にサインを入れられたという。
毎年参加されている方だけど、座る位置の関係であまりお話出来なかった方、北森さんや酔鴻忌、ミステリの話、私的な悩みにアドバイスを頂いたりもした。
「また来年も飲みましょう」と再会を約束して、この夜を楽しく締めることができた。


Iさんと別れたのが午前2時頃。当然終電はとっくに終わっているので、ネットカフェに泊まることに。
毎年、途中で帰っていたので最後まで参加してみたかった。

今までで一番、北森さんを知っている方、親しい方々から北森さんのお話をお聞きできた酔鴻忌だった。
お兄様や、浅野先生、カズさんとの話の向こうに、北森さんを感じることができた。毎年思うことではあるけど、もっと北森さんとお話をしてみたかった。


もう、北森鴻さんの新作を読むことは出来ないし、北森さんとお会いすることもできない。
しかし、酔鴻忌では北森さんを知っている方、親しくされた方とお話することができる。
そこで、まだ知らない北森さんを知ることができる。

酔鴻忌に参加を考えられている方は、ぜひ北森さんの本を読んでから来て欲しい。
北森さんの作品について語り合い、もし読んで疑問に思われたことがあったら、それに答えてくれる人がいるかもしれない。

酔鴻忌には、これからも北森鴻について語り合える場所であって欲しい。

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写真協力:TAMAさん


2016年2月7日に行われる、第六回の酔鴻忌の案内は、こちら(北森鴻ファンサイト・酔鴻思考)

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