酔鴻忌 2012.1.22 京都嵐山 大悲閣千光寺 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記


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昨年の一周忌法要には参加できず、今回の三回忌法要は、かなり早い段階で、告知がされていたこともあって、早々に参加を決めていた。


およそ、一年振りの大悲閣千光寺。


大悲閣千光寺は本堂を改装することが決まっていて今回の酔鴻忌は、改装前に特別にお堂を開放しての法要とのこと。
なので、本堂を囲んで、工事用の足場が設置されている為、裏門を通っての入場。その分、さらに急な斜面の山道を登ることになり、息も絶え絶え。

本堂に着くと、想像以上の人の多さ!最終的におよそ50 人もの人が駆けつけたとか。
北森鴻公式ファンサイト・酔鴻思考の管理人、カズさんの挨拶の後お焼香。
千光寺のご住職が、檀家さんの急なご不幸の為、テープでご詠歌を流しながらの焼香になる。
北森さんの遺影を見ていると、改めてお亡くなりになったんだという実感が湧いてくる。
この日使われた、北森さんの遺影の写真凄く良い顔をされていた。


焼香の後は、北森さんのお兄様の挨拶に続いて、千光寺からの差し入れや、各自が持ち寄ったお菓子やお酒で、昨年の一周忌法要の写真や、千光寺を訪れた、北森ファンのメッセージノートを肴に、各自歓談。
昨年や、過去のオフ会に出られた方以外、ほとんどの方が初対面同士だろうに、とてもそうとは思えないくらい、和気藹々とした雰囲気。これも、北村さんの遺徳に思えた。
嵐山の寒さを凌ごうとついついお酒に手を出してしまう。

北森さんのお兄様が、昨年の作家仲間、出版社による偲ぶ会の映像と、そこで流された北森先生の生涯を振り返った映像を上映される。


日本推理作家協会会長の東野圭吾氏や、北村薫先生に歓声が上がる中で、私的には、北森さんの盟友と言えば先ず思い浮かぶのが愛川晶先生と芦辺拓先生。
偲ぶ会の映像の中で、涙ながらにスピーチされる愛川先生との姿を見ると、言いようのない悲しみが込み上げてきた。
北森さんの婚約者で、「邪馬台」を書き継がれた浅野里沙子先生のご挨拶と、質問タイムも。綿密なプロットを立てられる北森さんだが、近作ほど、プロットは残されていないという。


クライマックスは、過去の北森作品の見本争奪のジャンケン大会。
ほぼ第一希望だった、出たばかりの「親不孝通りラプソディ」の講談社文庫版が当たる。何せ、親不孝通りがある街からやって来て、解説の近藤史恵先生は大学の先輩!

続いて、北森さんが集められていた、ジッポーライターの争奪戦。
こちらは、当たった人には、千光寺への千円のお布施が義務付けられていた。タバコは吸わない人間なのでこちらは辞退するも、思えば雅蘭堂シリーズの短編に、ジッポーを扱った作品があったことを思い出し、後で少し悔いが残った。
その後、千光寺からの辰年の色紙のプレゼントや、法要を終えて駆け付けて来られたご住職の挨拶で、酔鴻忌は幕。
これからも、北森さんの法要を催していくという、カズさんとご住職の言葉を、誰もが頼もしく見つめていた。

その後、二次会、三次会と催されたようだけど、そういう状況を想定していなかった私は、後ろ髪を引かれる思いで、渡月橋で別れ次の予定の為に大阪へ。
遠くの方で、大分や東京から来られていた方も居て、この日集まった人達が、その熱意で、これからも北森さんの作品を語り継いでいくのだろう。







宿に帰って読んだ「親不孝通りラプソディ」の近藤史恵先生の解説、最後の1ページを読んで、涙が出そうになった。まさに、この日の酔鴻忌に集まった人達の気持ちを言い尽くしてくれたように思えた。

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