合同コンサートまでカウントダウン中。

がんばって歌詞覚えてます。もちろん他にも覚えることはたくさんあるんですが、とりあえず一番厄介なのは歌詞。ストーリーになっちゃってるのはラクですが、やはり2番3番まであって、しかも似たような作りだと往生します。一番簡単そうだけど、実は一番間違いやすいのがこのパターン。似たような言い回しで、一部だけ違う、ってやつです。

ここの団が暗譜に苦労するのにはもう一つ理由がありまして。

先生が「指揮を見るな」と言うんですよ。

もちろん、本当に全然見ないと、切るタイミングや、テンポが揺れた時、フェルマータの後の動きだしなどが揃わなくなりますから、目の端には入れておけ、ということですが。つまり、正確には「指揮者の方を向くな」ということですかね。

ガン見厳禁。顔と目線は正面に、と口を酸っぱくして言われております。チラ見しただけで、ピアニストの先生からチェックが入ったりするんですよ。

だから、歌詞は自分で覚えるしかないのです。

ここ以外だと、指揮者の先生がプロンプターをしてくれますし、むしろ「ちゃんと見ろ」と言われるのにね。

まぁ、楽譜持ちの団の場合は、「顔を上げろ」と言う意味で「指揮を見ろ」と言われるわけですが。つまり、「指揮を見ていない」場合は楽譜とにらめっこしているわけですよね。それは、もっとまずいですよね。

私は、ついつい指揮者の先生を凝視してしまう方なので、「見るな」指令は辛いものがあります汗

そういえば、声楽サークルで合唱祭に出た時、先生が「ソプラノメンバーが目を合わせてくれない」と嘆いていましたっけ。目が合わないとコミュニケーションが取れているかどうか不安になるんですって。

そういう意味では、「指揮を見るな」とおっしゃる先生は、コミュニケーションが取れているかどうか、どうやって感じているのかなぁ。誰一人として自分の方を向いてなくて、孤独を感じないのかしら。

せめて、出だしの歌詞だけでも、先生がプロンプターをしてくださって、それを見ていいことにしてくれたら、「フレーズの出だしが良く聞こえない」っていう事故も少なくなると思うんだけどなぁ。何しろ、そこが思いだせない(または自信がない)パターンが圧倒的なんだから。