富士山を汚すのは誰か    ――清掃登山と環境問題 (角川oneテーマ21)
富士山を汚すのは誰か ――清掃登山と環境問題

今日の一冊、「富士山を汚すのは誰か ――清掃登山と環境問題」。著者は「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を25歳で樹立し、「富士山から日本を変える」をスローガンに富士山の環境保全活動を行う、野口健氏。富士山が世界遺産に登録されたことで最近テレビや他メディアでもよく目にするようになりましたね。

富士山だけでなく、エベレストを例にしたゴミ問題事情まで詳しくつづられています。ゴミを拾ったものの、その何トンものゴミはいったい誰が処分するのか?そこにかかる莫大なお金。やがて著者の行動が政治家や自治体も動かしていく。

2008年に刊行された本ですが、自然保護について考えさせられる一冊です。

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