まいにち富士山 (新潮新書)

今日の一冊、「まいにち富士山」。64歳で初登頂!その後、通算800回以上、富士山に登った。富士山の魅力とコツ。おんたけウルトラ100kmの移動中の電車で読むのに、購入。

≪感想≫
特に面白かったのは、著者と若者の珍騒動。山頂の神社前でどかない若者と、拝みたい著者。噛みあわない言い分。他にも別の著者で、「富士山に千回登りました」という本が出版されていますが、「何回、登った。」「何回、歩いた。」という数の競い合いは際限がありません。大切なことは、「それを行うことが本当に楽しいかどうか。」ではないでしょうか。

個人的な意見としては、富士山にはぜひ一度はトレーニングしても、登っていただきたいと思います。普通のスポーツで、日本一に挑戦できる機会はなかなかありません。そんな機会が目の前に転がっているのです。

富士山登山をお考えの方への教本やノウハウ本ではなく、ライト小説としてどうぞ。

Amazon.co.jp内容紹介
富士山を目指すのに遅すぎることはない。必要なのはある程度の体力と事前の準備。64歳の初登頂以来、天気が許す限り毎日登って800回を超える名人が「安全に行って帰るまで」を指南する。どれほど辛いのか?景色以外の楽しみは? どんな忘れ物が痛い? 高山病のマル秘対策は? 迷ったときの対処法は?登山客が見せた落涙のドラマや九死に一生の恐怖体験も交えた、富士登山の醍醐味、勘所が満載の一冊。



まいにち富士山 (新潮新書)