PowerBook G4 Titanium 内蔵HDD交換 | 大きな林檎の木の下で(Macと私)

PowerBook G4 Titanium 内蔵HDD交換


先日、PowerBook G4のHDDを交換しました。

購入から約5年。
初めての分解。ドキドキ。

下手をすると、壊してしまうし、美しいチタニウムボディが傷だらけになるので、ご注意を。
手順は本体付属マニュアルに詳しく載っているのでこれを参照しましょう。

持ってない人はAppleのHPでも見れます。
アップル - サポート - マニュアル - PowerBook

注意!
PowerBookの分解は静電気で壊してしまったり、傷だらけになってしまったり危険を伴うので、自己責任で十分注意して行ってください。

(1) まずは底面のプロテクターを外す。
(普通の人は持っていないと思うので、省略)


(2) 電源を落として、ケーブル類を抜き、本体を逆さにする。
ここで傷をつけないように、テーブルにやわらかい布を敷くこと。


(3) バッテリーを外し、T-8のトルクスドライバーで写真の順で7つのネジを外します。
力を入れすぎてネジ穴からドライバーがずれると、底面に傷が入るので要注意。


(4) 底面パネルを外す。
ここが一番難しい。失敗すると割れたりするかも。



マニュアルをよく見ながら前方にずらしましょう。
初めてのときは固着してるところもあるかもしれません。力の入れ過ぎにご注意。


(5) 底面パネルを外したところ
真ん中にHDDが見えます。
AirMacカード、光学ドライブもこの手順で底面パネルを外せば交換できると思いますよ。


(6) HDDのコネクタを外す。
赤丸の所で基板とくっついているので、基板を傷つけないように上にはがします。


マイナスドライバーみたいなので、てこの原理でやればはずれますが、くれぐれもロジックボードを痛めないようにしましょう。


(7) HDDのとなりのネジを外す。
HDDを上から押さえるようなパーツが留めてあるので、これを外すとHDDが引き出せるようになります。


(8) HDDを引き上げる。
ここはマニュアルの図が間違っていると思います。
マニュアルではHDDの左側を持ち上げるような絵が描かれているのですが、この左側でひっかけてあるので、ここでは右側を持ち上げないとうまく外れません。


下の写真の赤丸部分でひっかかっています。


(9) HDDとコネクタを外す。
HDDのピンを曲げたり折らないように。


(10) 新しいHDDと取り替える。
ネジとゴム製ストッパーを新しいHDDに付け替えます。


これで折り返し。
後は逆の手順でPowerBookを元通りにしましょう。

最後まで気をつけて作業しましょう。

こうしてTA1のG4 Titaniumは160GBの大容量を手に入れたのであった。ニコニコ

発売からもうすぐ6年?

まだまだいけるぜ!最強PowerBook G4!!