「言い訳」を作り、「失敗」を認める
ダイエットをする上で、食事制限というのは必要不可欠です。
でも、アスリートでもない僕らはそこまでストイックにできないものです。
そんな時に役立つのが「言い訳を考える」ということです。
ストイックにやりすぎると、それができなかった時に非常に強い挫折感を感じます。
例えば、「毎日20時以降は何も食べない」と決めていても、社会人ならば何かしらの誘いがあるでしょうし、何度も何度も断ることができないものです。
付き合いで行った場合にしても何かしら食べたり飲んだりするので、自分との誓いを破ることになり、自己嫌悪になり、ダイエットそのものも嫌になってしまうこともあります。
自己嫌悪になって辞めてしまうのは一番もったいない話なので、それを回避するために「言い訳」を用意しておくのです。
それに目の前にめちゃめちゃおいしいケーキがあったら食べたくなったり、めっちゃかわいい女性がいたら話をしたいと思うのは、欲求としては正常なので、それを無理矢理我慢しても結局は長く続かないのです。
それよりも「言い訳」を作り、「失敗」したことを認め、その上で数日以内にどうやってその失敗を穴埋めしていくかを考える方が、建設的で前向きです。
「30日後にどうなっているか?」が大事なので、トータルでモノを考えればいいだけ。
もちろん、言い訳ばっかり考えて、一向に痩せるための努力や行動をしないのは論外ですけどね。
「食べたら増える」のは当たり前の事だと知る
「○○だけダイエット」というのは、それを見ただけだと「○○だけ」をすれば痩せられると勘違いしがちです。
ですが、そんな虫のいい話なんてこの世にはなく、痩せるための努力は必要不可欠なのです。
まぁ、マトモな頭をしていたらわかる話ですけどね(笑)
とはいえ、ダイエットをし続けるモチベーションを維持するのは結構難しいので、「○○だけなら・・・」とそれに飛びついてしまう心理もわからないことはありません。
つまり、ほとんどの人は「ダイエットは辛いもの、しんどいもの」と思っているということなのです。
人間、「ダイエットする喜び」よりも「食べる喜び」が勝ってしまうものです。
もしこれが逆ならば、太っていると悩む人はいませんからね。
ではもし、「食べる喜び」よりも「体重が減っていく喜び」の方が勝ったとしたら?
おそらく、食べることを我慢するストレスもダイエットに対するストレスもなくなると思いませんか?
そのためにはどうしたらいいのか?
過去に何度かこのブログでも話していますが、「数字化」と「視覚化」です。
つまり、「目で見てわかる状態にする」ということです。
例えば、「食べたら太る」「頑張ったら痩せる」「筋トレしたら筋肉がついた」、こういったことが目に見えてわかるような工夫をするのです。
そして、当たり前の事をしたら当たり前の事が起こるということを認識するのです。
1つの方法としては、毎日体重を記録します。
できれば、100g単位で。
一週間くらいは増えたり減ったりを繰り返します、当たり前の話です。
食べたら増えるし、食べる量が減ったり運動すると減ります。
株式の価格のように上下に激しく動くのを実感するでしょう。
その時に初めてわかります、「このままじゃ減らない」って。
そこからがスタートなんですよ。
そして、毎日10gでもいいから減らしていくことを心掛け、それが1ヶ月後(30日後)にどうなるのか?
それは実際にやった人だけがわかります。
ちなみに僕は去年の冬に買ったズボンをこの前はいてみたら、拳1個分くらいの隙間が空いてました。
今年の春に買ったズボンは買った時は「ちょっとキツイかな?」と思いながらはいていたのですが、今ではちょうど良い感じでした。
こーゆーのも「目で見てわかる状態」の1つです。
死ぬより辛い糖尿病
僕の母親が医療・介護関係に従事していたのもあって、ちょいちょいそーゆー病気の現状を聞く事がありました。
そして、僕がやっぱり怖いなと思うのが「糖尿病」
ちなみにこれ、「おれ(私)には関係ないわ」って思うかもしれませんが、メタボリック症候群の合併症の代表的な病気。
太っている人は要注意なんですよ。
糖尿病に関しては調べると色々とでてきますが、尿に糖分が漏れ出すとかそーゆー話ではないんですよ、この病気。
血中がコーヒーに入れるシロップみたいになって、その結果、多くの臓器がその機能を失ってしまう病気なのです。
そして、腎臓病や神経障害による壊死(切断)などに発展します。
そうなれば自力での生活は不可能になり、人工透析や要介護状態になります。
下手すりゃ、死ぬより辛い生活になるのです。
今回はちょっと脅しみたいな話になりましたが、「パンパンに膨れ上がったお腹」や「ぜい肉ブヨブヨのお腹」だとしたら、この話は他人事ではないと思います。