牛肉とワインとタンゴの街 ~Vol.3 哀愁、追加で!~ | ちょこっとブラジル!{海外駐在生活記}

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ビジネスマンの夫の海外赴任でやってきた南米ブラジル。リオデジャネイロ駐在を経て、現在はサンパウロで暮らしています。地球の反対側から、海外駐在の毎日をちょこっと発信。

■3日目(2009年1月4日)


いよいよ帰国の日。


でもフライトが夜の便のため、まだ半日楽しめる!うさぎさんきゃぴ


前日の半日観光でチラリと通って気になっていた、サン・テルモ地区と呼ばれる下町界隈を散策することにした。

ブエノスアイレスの哀愁を、もっと感じられそうな期待があった。



そこは、タンゴが生まれたボカ地区(やはり下町)と隣り合わせで、私たちがタンゴショーを見たお店があった地区。
(前日、二度も通ったのに散策はできなかった。)


ガタガタの石畳の通りの両側に古びた建物が建ち並び、昔の面影をそのまま残している。100年前の人々が建物の傍で佇んでいそうな、まさに哀愁漂う雰囲気。
POUCO BRASIL


そうそう。こういう感じが、ブエノスアイレスらしい。

タンゴが聞こえてきそう。

こういう景色を見たかった~ひよこ

(思いに浸りすぎて、ほとんど写真を撮っていなかった…。残念。)



でも、そんな趣ある街並みを少し歩くとすぐに、ちょうど日曜で骨董市が開かれていて、露店と観光客でごった返すドレーゴ広場という所に出た。


元々は貴族の使用人たちが、主人が引っ越しなどの際に出した不用品を売ったのが始まりということで、確かにヨーロッパから取り寄せたらしい食器類や生活用品、装飾品が中心の、“これぞ骨董市です手!”な感じ。

目利きが見たら、垂涎もののお宝がゴロゴロしていたのかもしれないが、全く価値の分からない私たちは、「へえー、これきれいだね。ブタさん」とほとんど素通り。


広場から通りに出れば、さらに骨董店や土産物屋が軒を連ね、大道芸人や露店がせり出し(ペルーなど近隣の国から民芸品を売りに来ている売り子も多い。それじゃアルゼンチン土産じゃないけど…)、それに集まった見物客で、道幅いっぱい湧きかえっていた。


POUCO BRASIL


ここは観光客向けパフォーマンスいっぱいの所ではあったが、初めての土地ではそれも分かりやすいくていいもの。

ブエノスアイレスならではの、ノスタルジックな街並みと一緒に、愛嬌あるタンゴの大道芸や南米的センス(?)なお土産物が見れて、旅気分もますます盛り上がった!




これで初めてのブエノスアイレス観光も心残りなく完了。大満足で帰国の途に向かった最終日だった。






ちなみに、今回の旅行のお土産は、

・アルゼンチンワイン 赤 2本
・「HAVANNA」(専門店が各所にあった有名店)のチョコレート菓子
・地元メーカー?のチョコレート
・生ハム

以上、飲み物・食べ物のみ


POUCO BRASIL
POUCO BRASIL
*HAVANNAの中はこんな包み。大人のエ○ゼルパイみたいなお菓子でおいしかった。




「旅の思い出に♪」なんていう可愛らしい品物を一切買ってこなかったことを、帰りついてから少し後悔した。。。


ムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫び