今海外ドラマより洋画にはまっとる
何気に観た「コンテイジョン」
今から10年ほど前2011年の映画が
まさに今のコロナと同じだと再注目されたのは2020年
2年前だとワクチンを待ち焦がれとった頃かぁ
私はワクチンも済んだ2022年の今年観た
10年前の映画は
現在のコロナ禍を予言したかのようだった
2019年暮れ中国武漢で
原因不明の肺炎集団発生が報告されてから2年
対岸の火事と他人事だったのが
世界中に蔓延・・それが新型コロナCOVID-19
CONTAGION(コンテイジョン) 感染伝染病の意味
この映画ではMEV-1との戦いがえがかれている
ドンドンと流れるバックグラウンド曲が
恐怖をあおりドキドキしながら観た
あらすじ↓長いです・・
Day2
アルダーソン社 女性重役ベス34歳
香港で仕事を済ませたベス
元彼に会うために(不倫)シカゴに立ち寄る
この時点で咳き込みの症状のベス
時を同じくして香港でも日本、イギリスでも発熱、咳の人が・・
DAy4
自宅でベスは倒れ病院に運ばれ亡くなる
突然亡くなったベスに驚くミッチ
そして6歳の継子クラークが亡くなったとの知らせ
香港、日本・・ベスと同じ症状の死者が増え感染が広まっていくのです
CDC(疾病予防管理センター)のチーヴァーはエリンに調査を頼みます
ミネソタ州保険局で学校閉鎖を進言しても
豚インフルエンザで懲りたしクリスマス商戦もあるしで
事態の深刻さが理解されません
ジャーナリストのアランはこれはバイオ兵器とかぎわまり
ブログに書き始めます
危機管理センターでは
テロリストが自ら感染症になりカジノを歩いてまき散らす事も可能と
しかし各地で広がる感染に
ベスと息子クラークの死に関連があるのではとニュースで流れます
ベスに関わった人が発病するにつれ感染源はベス?
免疫があるミッチにベスの足取りを聞くうちに
夫は妻が浮気した事を知ります
WHOは疫学者を香港に派遣して発生地点を調べるのです
DGDのアリーはワクチンに取り組むのですが
ウイルスが細胞を殺してしまうので細胞内でウイルスの培養ができず
培養ができないと実験が行えません
なのでワクチンが作れないのです
アリーはウイルスが豚由来の遺伝物質とコウモリウイルスの合成物と突き止めますが
研究は行き詰まります
Day14
危険を顧みず感染者に会うエレン
咳き込みが始まり悟ります
チーヴァーに連絡
何も飲み込めずひどい頭痛、体温は38.8度・・発病しました
チーヴァーは何とかこちらに返して治療をさせたいと望みますが
輸送手段がなく看護組合もスト中
数日後Drエレンは亡くなりました
疫学者レオノーラは感染源はベスと断定
ジュネーブに報告し帰国しようと空港に向かう途中で
政府職員のスン・フェンと仲間達に拉致されます
母が感染しレンギョウを試すも弱り亡くなっているスン・フェンは
フランスと米国が治療薬を極秘に製造している
WHOはそれを黙認しているとネットでの話を信じています
残された人々を守る為に故郷の村に連れて行きます
米仏が治療薬を独占、我々は列の最後尾だ
治療薬ができるまであなたがここに居て
列の先頭に立つ切り札にするとスン・フェン
ジャーナリストは感染したとレンギョウを飲み
明日も中継できれば薬が効いた証拠だとネット配信
DRチーヴァーは恋人オーブリーにシカゴを離れろ
誰にも言わず、誰とも接触せずにと
だがその事を友達に話したオーブリー
Day 18
アランのネット配信でレンギョウを求める人が殺到
町のあちこちで強奪も起こるのです
アランはCDCは嘘をついている
MEV-1の特効薬はレンギョウと張り紙し大もうけ
TV番組でアランはCDCやWHOがウイルスの真実を隠している
有効な特効薬レンギョウがそうだがCDCは発表しない
ワクチンで利益を上げるためにWHOと手を結んでいる
それに対して科学的根拠はない
恐怖の要因はTVやネットの噂を信じる事
彼の言葉はウイルスより危険だとチーヴァーは反論しますが
公表の数時間前にオーブリーにシカゴ隔離を教えたのは不誠実
全市民より友人を優先したとアランに言われ窮地
アリーは弱毒性のウイルスを使う事を考えます
でも毒性を取り戻して宿主を殺すこともある・・
Day26
食料配給をもらえなかった人が強奪
とうとう有効なワクチンが見つかりました
でも人間の治験に数週間
その後許可や承認を経て製造や流通には数ヶ月かかる
アリーは試します、自身にワクチン打ち
病院に残り患者の治療を続け感染した父に会いに行くのです
父は危険をおかした娘を案じますが
アリーはMEV-1に感染せずワクチンが有効であるとされました
MEV-1ワクチンは食料品局が承認を早め生産中
最初に手にするのは誰か?
証券詐欺、共同謀議、過失致死でアレンは逮捕されました
Day133
ワクチンは公平な抽選で誕生日
1番目は3月10日生まれの方々です
ミッチの娘は144番目
ボーイフレンドは3日後でした
村で子供たちに勉強を教えていたレオノーラに
ワクチンと交換の日が来ました
ワクチンを試したレオノーラ
大丈夫とわかり解放され空港へ
そうだった、忘れるところだったと渡されたのは
君のワクチン、あれは偽物だ
中国政府の要望だ、
科学者、政府要人と世界中で誘拐が多発
中国政府は誘拐犯と交渉はしない
それを聞いてレオノーラは彼らに教えるために
急いで村に戻って行くのです
取り調べを受けるアラン
血液検査の結果あなたは感染していなかった
抗体もない、嘘をついた
レンギョウの嘘で450万ドル稼いだ
あなたの人気は消え金も裁判で消える
それでも平然としたアラン
そこへ保釈の知らせが・・・
異常な1200万人(フォロワー)が保釈金を払った
保釈だ、おめでとう
チーヴァーは結婚したオーブリー2人分のワクチンをもらいました
自宅に帰る前に1軒の家に寄ります
職場の人の息子にワクチン接種するために・・
自分の分を譲ったチーヴァーは
車内で接種した証拠の腕輪だけをし
妻となったオーブリーには何も言わずにワクチンを吸入させるのです
ワクチン接種が始まりました
そこにはアランの姿
ワクチン接種に否定的なアランは
またブログにUPするつもりなのでしょう・・
ラボにSAR、豚インフルエンザに続きMEV-1が保管されました
ひとまずMEV-1は収束です
ミッチはベスの遺品のデジカメを見つけました
そこには香港での楽しそうなベスの姿
そしてここから場面は香港の奥地
アルダーソン社のブルドーザーが木をなぎ倒し伐採
住処を追われたコウモリが一斉に飛び立ち
バナナの木に・・
バナナをくわえ養豚場の中に入り食べ始めました
食べていたバナナの切れ端が下に落ちそれを食べる豚
それを食べた豚を選び飲食店に納入
下ごしらえしていた料理長は客との写真撮影を頼まれ
手を洗わず付いた血液などをエプロンで拭い
Day 1
にこやかに客と握手しながら記念撮影
料理長の手からベスの手に感染した瞬間
Day1 まさにここから始まった
END
見所は最後に1日目を持ってきたところだね
アルダーソン社が中国奥地で行った森林開発
そこの重役ベスがまき散らしたとは皮肉な話だったわ
そして人から人への感染経路の描かれ方が
恐ろしく恐怖を感じた
映画公開当時に観とったら
危機感もなしで
こんな事が起きたら怖いなぁ・・くらいの感想だと思う
でもコロナ禍の今
映画とわかっとってもリアルさを感じ現実と比較する
コロナが騒がれだした頃の不安、恐怖
早くワクチンが出来ればと願っとった
ジャーナリストのアランのような人はおらんかったけど
ネット、TVと推測だけで語っとった人は多数
どこぞの国を絶賛して日本を貶めるようなコメンテーターもおった
知り合いはネットで知り海外から薬を輸入した
ネット話を信じたんだね
効くかどうかもわからんがに・・
「恐怖はウイルスより早く感染する」
まさにキャッチコピー通り
そう言う人がまた噂を広めていくんだね
Drエレンのように
危険をおかし従事し亡くなられた医療従事者の方々も
たくさんおられる
ワクチンを開発するのにどれだけの苦労があったかと改めて思う
ワクチンを打つ打たんは自由だけど
犠牲者の下
今も新たな新型コロナと取り組んどる人達がいる
感謝を忘れたらダメだなぁ・・と
そのワクチンも大国優先で貧国は後回し
映画と同じだ
今のコロナ禍と類似しとるから
物語に没頭しながら観とったけど
マット・デイモン、ケイト・ウィンスレットをはじめ
豪華な俳優陣の映画だったのねぇ
以前書いたワクチンの英語発音
コンテイジョンで何度もヴァクシーン(Vaccine)
そうだった
ワクチンじゃなく正式発音はヴァクシーンって
こんな事も忘れとるんだもん
マスクはもちろん手洗いも忘れる・・・
さすがにないない
コロナはデルタ株からオミクロン株
そして今度はステルスオミクロン
デルタで落ち着くかと思えば次から次
2年間の間にコロナに疲れ慣れきった気持ちになっとった
でもコンテイジョンを観て
マスクがなくて右往左往しとった事を思い出す
どうなるがだろう、これから
早くワクチンを・・って
デルタに比べりゃオミクロンはかかっても軽い
そういう気持ちじゃダメなんよね
感染映画と言えばこれ
1995年のアウトブレイク(集団感染)
2月7日ザ・シネマでやるから観ようと思っとる
感染の怖さを映画で確認って
こんな世の中になるとはね・・