July 18, 2005

Tomorrow, You're dead 2

テーマ:Magical music life

☆前編はこちら→ 1



帰りの電車、

その日の夜の事などは

ほとんど覚えていない。

死刑宣告されたが、

友人Kの手前もある。

一瞬、「え、あと一日・・・」

と思ったのも事実だが、

ただ、漠然と

「どうやって戦えばいいんだろう・・・」

と考えていた。


まずは、

仕事を完璧にする・・

英語をバージョンアップする・・

そして、

自分の本当に自信のある音楽を

奴等に認めさせたい・・・

どうにかして。



次の日、



何事もなかったように、

「おはようございます。」

と店に入った。

日比谷線の出口を出て、

本屋の角を曲がり、

店までの六本木の街は

暗黒街のようだった。



開店時間は6時から。

その前にマンジャーレ(賄い)を

皆で食べるのがこの店のリズム。

今日は

ガーリック・トースト

ペペロンチーノ

ポロ・ポモドーロ

これらが大皿に山盛りだ。


ギャングT、海軍Yは、

スラングとフランス語を使い、

何を話しているか判らない。

友人Kも今日は言葉少なだ。

しかし、ここのペペロンチーノはうまい。

こんなうまいのは初めてだ。

こんな時でも美味いものは美味い。

オリーブ・オイル、ガーリック、塩、胡椒、

絶妙のバランスでアルデンテを祝福している。

俺は絶対この店を辞めないと、

今決めた。

黒人チームは先に奥に行ってしまってもういない。


と、

ギャングTが奥から出てきて、

友人Kに聞いた。

「このCD今日貸してよ。」

Arrested Development

Title : 3 Years, 5 Months & 2 Days in the Life Of...

友人K  「それ俺のじゃないよ。」

ギャングT 「え?じゃ誰の?」

友人K  「彼のだよ。」

ギャングT 「うそ! どうして?」

友人K  「彼ミュージシャンだし、こっち系は俺より知ってるよ。」


ギャングTは海軍Yと顔を見合わせ、僕に言った。

「お前は何でこいつら好きなんだ?」


Rocka 

「スピーチのラップにはソウルを感じるし、

   ディオンヌ・ファリスの声が好きなんだ。」



・・・ 一見落着した。

嘘のような本当の話。

たったこれだけで ・・・



店が忙しくなると、海軍Yはいつも汗だくだ。

ギャングTがサウナ野郎とからかうと、

海軍Yはブライアン・アダムスのマネをして

僕を笑わしてくれる。

なんてファンキーで、愉快なブラザー達だ。

ギャングTの誕生日に僕が古いギターをプレゼントした時など、

目に涙を浮かべて喜んでいた。

その夜中は、

六本木の仲間に見せびらかしてはしゃいでいたらしい。



「音楽に何ができるか?」

時々僕は考える。

テロや、災害時の時など音楽なんて必要ない。

悲しいけど、そんなものだ。

けれども、

僕自身は何度も「Music Power」を感じている。



Rocka



Dear 友人K 色々とありがとう。 元気ですか?
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July 16, 2005

Tomorrow, You're dead 1

テーマ:Magical music life

六本木の交差点を乃木坂に向かって歩き、

元防衛庁の前で少し裏手に入ってすぐ、

南イタリアの家庭風レストランで

何年か前に働き始めた初日・・・


まずは、皆に挨拶から。

僕をこの店に誘ってくれた、友人K、

店長、料理長、

ギャングT、海軍Y。


インターナショナルな店だ。


ギャングTは、夜の六本木では

結構有名らしい。

まぁ、見りゃわかる・・・ 無敵だ。

しかしちょっと田舎のアンカレッジ出身。


海軍Yはとにかくでかい。

おしゃれな黒人だ。

休みの間、

こっちに来てギャングTに仕事を世話してもらったらしい。


友人Kが熱心に僕を誘った訳がようく判った。

他にもロンドンのモデルC、サンフランシスコのFなど、

ここは外国。

要するに僕は助っ人だ。


まずは、英語が話せるか奴等に試される。

しかし冗談しか言ってこない。

赤ん坊扱いだ。

彼等の中には、日本人男は"ほとんど英語がわからない"

という明確な答えがあるからしょうがない。

あんまり馬鹿にするので、つい

「Kidding me !」っていってしまった。


次の瞬間、サッと黒人チームの顔が変わり、

友人Kに向かって、

彼は英語がほんとに判るのか?

と話すギャングT。

笑って言えば違うニュアンスの言葉だが、

僕の顔は強ばっていた。


なんかムードが悪く、

ギクシャクしたまま仕事に入った。

友人Kはまだリスニングに不安があり、

笑ってごまかして日々を過ごしていたようだ。

人種問題で戦争が起こるという事がよく判る。

人として扱われていない。

奴等は僕に目もくれない。

友人Kもバツが悪そうだ。

とりあえずギャングTはここのボスでありたいらしく、

なんでも命令口調。

で、

海軍Yと"女の話"と"やばい話"をずっとしている。


ようやく12時になり、最後のお客さんが帰った。


トイレの横にある部屋のロッカーで、

僕が無言で着替えていると、

先に着替えていたギャングTが、

僕の両目をしっかり見てこう言った。


「Tomorrow, You're dead. カワイソウネ。.」


横で海軍Yは表情を変えず、

NIKEのシューズの紐を締めていた。



to be continued・・・



Rocka


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June 15, 2005

Chet Baker

テーマ:Magical music life

- Chet Baker -

人生の大半をホテルと監獄で過ごした放浪のジャズ・マン。

ウィスパーボイスで囁くように歌う。

トランペットを吹き続ける。

他には何一つ、一人でできない女たらし。

キャデラックを愛した男。

どのアルバムにも剥き出しの彼がいる。


Title : My Favourite Songs - The Last Great Concert


Title: Chet Baker & Strings


Title: Around Midnight [King Jazz]


Title: White Blues


Title : Let`s Get Lost (1989)

フォトグラファーの"ブルース・ウェバー "監督による、

チェット・ベイカーの生き様を描いた、

全編モノクロのドキュメンタル・ムービー「Let's Get Lost」。

試写会が間近に迫っていたのにもかかわらず、

チェット・ベイカーはアムステルダムの売春宿の2階から

転落死をし、波乱の生涯を遂げてしまう。
このフイルムは第61回アカデミー賞の

ドキュメンタリー部門にノミネートされ、

各方面のクリエイターに注目を浴びていた。

アントニオ・カルロス・ジョビン、エルビス・コステロ等

が彼に捧げた曲などが収録。


「Imagination is funny・・・ . Imagination is crazy・・・」


彼がこの世にいないと思うと無性に寂しい。



Rocka


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June 13, 2005

未確認旋律飛行

テーマ:Magical music life

2000年以降めっきり減っている目撃情報。

過去の映像や写真のほとんどが ufo6

嘘、偽りだと解明されていますね。

と同時に、テクノロジーの進歩によって、

写真や映像による証拠価値は

薄れてしまっています。

ただ、知りたいのです。

何億万年もの宇宙の歴史の中で、

幾つもの星が生まれて、チリとなり

幾つもの生物が生まれ、絶滅し、

今、こうしている内にも、どこかの星、

または、違う宇宙で、かなり低い確率ですが、

存在しているだろう、

"異星人"の真偽を。


さて、

こちらの 旋律映像 をあなたはどう解釈しますか?

2000年、ニューヨーク上空、

ワールドトレードセンターが映っています。


「What is that ?」

「Wow !」

「It's over there !」


実際に物体がこの速度で移動すると、

空気摩擦で火の玉になってしまうそうです。

何らかの重力制御を行っているのでしょうか・・

この物体はヘリに衝撃波を与えることもなく、

抵抗をなくすため回りの空気を巻き込み、

循環させながら移動し、旋回して

7000m/s(宇宙速度)のスピードで去っていきます。


いったいどういう事なんだろう?


UFOに遭遇した方、目撃された方、

あなたの体験を教えて下さい。

もしくは宇宙出身の方、

勇気を出して言います。

地球人ってどうですか?



で、太陽系から

United Future Organization (U.F.O)

Title: 3rd Perspective

地球代表として相応しい音です。


さて、

地球食、納豆食べよ。


Rocka

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June 09, 2005

Back to life ~Ground Beat

テーマ:Magical music life

ラジオのDJが、

ニューヨークのクラブで今一番熱い曲
Keep on Movin' !」と紹介している。

この曲がかかると皆、

狂ったように踊りだすという。
BPM90以下に抑えているこの曲で、

なぜニューヨーカーは踊り狂っているのか

"New Jack Swing"の旗手"Guy "が

NYのストリートでは一番熱い

と聞いていた僕は耳を凝らして聞いた。

「Keep on Movin' Don't stop・・・」

Caron Wheeler の声が、

歌詞と共に体中に染み渡ってくる。

重いビートのループ、うねるベースライン、

教会に響くようなピアノ、

ゴスペルライクのコーラスワーク、

「Ground Beat」の象徴的な曲だ。


70年代の中頃

Afrika Bambaataaはニューヨークで

DJ・MC・BreakDancer・GraffityCreator

などを集め、「Zulu Nation」を結成。

“知識・勇気・理解・自由・平等・平和…”などを基に

暴力やドラッグを否定し地域を守る運動を起こし、

「ヒップホップ文化」を確立します。


Jazzie Band&Nellee Hooper

ロンドンでそのスタイルを継承し、

1988年頃に「Funky Dread」を結成。

彼らは、80年代初頭にジャマイカから輸入された

サウンド・システム"African Center"を持ち込み、

オリジナルブランドを立ち上げ、ブティックなどに売り込み

クラブ系若者を中心に大ブレーク。

オピニオンリーダーにまでなってしまう。

ブームの終わりは早かったが、

一時期はアルバムに一曲は「Ground Beat」

のような流れにもなっていた。


UKレゲエのアーティストで

Steel Pulse

Title : Victims (1991)

3曲目がグラウンドビート


思想、スタイル、ファッション・・・

サイケデリックやパンクのように

NYや東京でも

ムーブメントを起こしている。

Soul Ⅱ Soul

魂から魂へ

Ground Beatは

歌詞をThinkしながら踊る。


「Back to life Back to reality・・・」

人生に帰れ 現実を見るんだ



Rocka

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May 20, 2005

Loser 負け犬

テーマ:Magical music life

Beck

Title : Loser [UK #1]


乃木坂でのバイト時代、友達が働いていた

六本木の"Gas Panic"というクラブによく行った。

早い時間はお酒が安いので、あまりリッチでない外人、

それ目当てのジャパニーズギャルで賑わっている。

彼女達は日本人には目もくれない。

上等だ!尻軽・・・おっと、そういう話ではなかった。


その夜も、そこそこの賑わいのガスパニック。

エントランスのガードマンはプロレスラーみたいで

無茶苦茶怖い。 早く顔覚えろよ・・

カウンターにはなぜか「Japan Times」を読むビジネスマン一名。

「Hey、シュンジ!」

マイフレンズの Carl はいつも元気だ。このパワーは凄い。

隣でキャッシャーをしているジャパニーズの胸囲は、

ケインコスギの2倍はあるな。

Carl に言わせると、「あいつはプロテイン飲み過ぎだ」との事。

DJが変わって、アッパーな曲が続き、

カウンターに女性が上り始め(天井にお立ち台用の掴むバーがある)

盛り上がってきた。 もちろんお立ち台は♂禁止である。

相変わらず「Japan Times」を読むビジネスマン。


そして、大合唱がはじまる。


「・・・・I'm loser baby so Why don't you kill me」

「俺は負け犬 そうだろ?」


ビジネスマン以外で大合唱。

勝ち組らしい。


正直鳥肌が立った。すごい。

歌っていいなぁ。

DJブースの前には

「お前がたとえ誰だろうとリクエストはお断り!」

という張り紙が貼ってあるが、

かまわず黒人のDJに誰の曲か聞いてみた。

「ベック」

特有のなめらかな発音で教えてくれた。

しかしその後の曲達がすさまじいかったぞ。

これが本当のオールジャンル。

「Welcome to the Jungle」 Guns N' Roses

「Living on a prayer」 Bon Jovi

「Jovi Jova」 Gipsy Kings

大手拍子大会 in1994


そんな夜でした

ちなみにこの選曲はある時間帯のお約束だったそうです。

Rocka

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