Tomorrow, You're dead 1 | _POTOLOG_ acoustic life
July 16, 2005

Tomorrow, You're dead 1

テーマ:Magical music life

六本木の交差点を乃木坂に向かって歩き、

元防衛庁の前で少し裏手に入ってすぐ、

南イタリアの家庭風レストランで

何年か前に働き始めた初日・・・


まずは、皆に挨拶から。

僕をこの店に誘ってくれた、友人K、

店長、料理長、

ギャングT、海軍Y。


インターナショナルな店だ。


ギャングTは、夜の六本木では

結構有名らしい。

まぁ、見りゃわかる・・・ 無敵だ。

しかしちょっと田舎のアンカレッジ出身。


海軍Yはとにかくでかい。

おしゃれな黒人だ。

休みの間、

こっちに来てギャングTに仕事を世話してもらったらしい。


友人Kが熱心に僕を誘った訳がようく判った。

他にもロンドンのモデルC、サンフランシスコのFなど、

ここは外国。

要するに僕は助っ人だ。


まずは、英語が話せるか奴等に試される。

しかし冗談しか言ってこない。

赤ん坊扱いだ。

彼等の中には、日本人男は"ほとんど英語がわからない"

という明確な答えがあるからしょうがない。

あんまり馬鹿にするので、つい

「Kidding me !」っていってしまった。


次の瞬間、サッと黒人チームの顔が変わり、

友人Kに向かって、

彼は英語がほんとに判るのか?

と話すギャングT。

笑って言えば違うニュアンスの言葉だが、

僕の顔は強ばっていた。


なんかムードが悪く、

ギクシャクしたまま仕事に入った。

友人Kはまだリスニングに不安があり、

笑ってごまかして日々を過ごしていたようだ。

人種問題で戦争が起こるという事がよく判る。

人として扱われていない。

奴等は僕に目もくれない。

友人Kもバツが悪そうだ。

とりあえずギャングTはここのボスでありたいらしく、

なんでも命令口調。

で、

海軍Yと"女の話"と"やばい話"をずっとしている。


ようやく12時になり、最後のお客さんが帰った。


トイレの横にある部屋のロッカーで、

僕が無言で着替えていると、

先に着替えていたギャングTが、

僕の両目をしっかり見てこう言った。


「Tomorrow, You're dead. カワイソウネ。.」


横で海軍Yは表情を変えず、

NIKEのシューズの紐を締めていた。



to be continued・・・



Rocka


rockaさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス