【湯鬱声からす】Past【UTAUオリジナル】 | ダミー - UTAUとVOCALOID制作記

ダミー - UTAUとVOCALOID制作記

音楽制作について、また合成音声の調声や制作についてなど、つらつらと書いていけたらと思います。

ふぅ~・・・新曲できました!


【湯鬱声からす】Past【UTAUオリジナル】


以下歌詞~

Past
詞曲:ダミー

静まり返った街の中 息を切らして走ってた
もう一度と願った声は 遠くは行けず朽ち果ててく
まるで人気のない駅のホーム
最終電車まであと少し
これに乗っていくよあの場所へ
帰りのことは考えてないから

夜の静寂にとけてく

僕が吐き出した小さな嘘
笑ってよ、馬鹿だねって
となりにいない君の存在がほら、心を刺す
戻れない景色の向こう
塗りつぶせないあの日を思う
過ぎ去った時間にその大切を気づかされてる

ゆっくりと電車は闇を行く 裏腹に僕は焦っていた
早く早くと願った声も 聞こえないように知らないふり
窓の外はいつもどおりで
僕だけがおかしいのか、だなんて
強くなったつもりだったけど
案外そうでもなかったようだ

流れてく景色をよそに

君の冷たい手握り締めて
遠くなる景色の向こう
ふとした瞬間に君の優しさに気づいたんだ
戻れない景色の向こう
消えないでロウソクの灯
過ぎ去った時間にその大切さを気づかされてる

いつか見た夢の続きは、どうしても思い出せなくて
あんなに大事な君のことも、少しずつぼやけていく
僕のことは忘れていいよ、でも君はいつも笑っていて
記憶が心に根を張る前に忘れるべきなんだろう

君の冷たい手握り締めて
遠くなる景色の向こう
ふとした瞬間に君の優しさに気づいたんだ

もう戻れないと気づいたなら
止まってる意味もないな
冷たく白い君の手を握ることは、もうやめにしよう
でも忘れないよ、君のことは
しゃがんでも変わらないなら
最後にもう一度君の手を握って
さあ、僕らここでじゃあねだね。



最初は女の子が亡くなってしまうイメージでしたが
ただ単純に別れる、という風にもとれるようにもしてみました。。

「冷たく白い手」というのが
”生気のない”にも
"愛がない、感情が足りない"
の二つにとれる感じです^^

ずっと、ずっと前から
電車、を使った曲を作りたいと思っていたので
それが実現できて嬉しいです。

また今回の歌詞は
すこし口で言う言葉っぽさを出してみました。

僕は文章ちっくな、堅苦しい文体が好きなのですが
「Aの世界」の歌詞が、自分にはない良さを持っていて、触発されました^^

【重音テト】Aの世界【UTAUオリジナル】

これからはもっといろいろな文体の歌詞が書けるようになりたいですね^^

ではノ