日経コンピュータ「ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告」 | 日々酒とメシと音楽と映画と読書

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3月に発売された書籍。

日経コンピュータ「ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告」

この手の本は読み返すことがないので図書館で借りるようにしているのだが、30人待ちぐらいで先日ようやく借りることができた。

 

 

みずほ銀行で昨年2月から1年間の間に11回も発生したシステム障害。

本書ではその障害の詳細となぜこれだけの回数のトラブルが繰り返されたのかが書かれている。

 

 

自分もみずほに口座を持っているので、障害が発生していた当時、お金を引き出すときはみずほの支店まで行って営業時間内に引き出していたものだ。

 

 

昨年の障害はシステムとサポートが状況を上に報告していたにもかかわらず、連絡網が機能せず、頭取に至ってはネットのニュースで事の次第を知ったという始末。

 

 

やはり最終的には人の手によって復旧しなければならないのだねぇ。

いくら優秀なシステムがあって、優秀なエンジニアがいたとしてもね。

そして組織の報連相ができていないと、大企業でもこんなに脆弱さを露呈してしまうのだということがよくわかった一冊。

 

 

返却した後にKDDIの通信障害のトラブルが起きたせいだろうか。

この本の予約数はまだまだすごいことになっていた。

 

 

 

 

 

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