今日のネットニュースにこんなのが・・・
レコード店に入るも写真撮るだけ 若者の奇怪行動に店側は...
自分は“老害”のつもりはないけど、
今の若者って価値観を見い出すベクトルが違うよなぁ・・・
確かにレコードのジャケットのアートワークや
VINYL(ヴァイナル)で出来た盤は
今の若者には新鮮なんだろうなぁ
でも、お店に入って写真だけ撮って
「ハイ、サヨナラ」
はアカンでしょ
今から20数年ほど前に、こんな事がありました。
まだまだネットオークションなんかも無かった頃(正確にはギリギリなかった頃かな)
CDが全盛で、日本のミュージックシーンが
自分的には“終わってた”頃。
J-POPなどと言われる言葉が登場して、
エイベックス系とビーイング系が台頭していた時代。
丁度、角松敏生が活動を凍結していた時期なんですが、
この頃、僕は角松のアナログレコードを求めて、
あちこちの中古レコード屋を漁りまくっていたのです
大阪は難波に日本橋に梅田・・・
京都では河原町・・・
奈良にも行ったなぁ・・・
東京の新宿や神田の中古レコード屋にも行ったっけ・・・
何故、そんなに角松の中古レコード収集に躍起になっていたかというと・・・、
角松のシングルレコードって、CDになってないのがあるんですよ。
今でこそネットオークションで自宅に居ながらにして買う事が出来ますが、当時はまさに東奔西走 「ぴあMAP」を片手に、チャリで走りまくってました
東京の中古レコード屋での出来事。
シングルレコードは見つけられなかったけど、
30cmLPレコード(CDにはなってるけどやはり迫力のあるアルバムジャケットはマニアには堪らない)を数点発見
・・・でも値段が書いてないぞ・・・
まあ相場からいっても1枚500円〜1,000円くらいか・・・
でも、このLP2枚組(T's12INCHのアナログ盤ね)は珍しいぞ ・・・
とか考えながら、レジへ行くと・・・
「一万○○$&%'$)$)$です」(←後半聞き取れない)
「い・・・い・・・いちまんーーーっ!!!」
でも仕方ないか・・・。東京はそんな所か・・・。
大阪から来た田舎モンの足元見てるわ絶対・・・
聞き直すのも怖いし、なんとか財布にあった一万円札を出しながらさりげなく(聞き直し)・・・
「い、ち、ま、ん・・・」
すると店員の女性が「いえいえ、○千円です」
と言ってくれて、冷や汗をかきまくった想い出があります
東京の人ゴメンなさい
昔は、そんなこんなでお目当てのアナログレコードを探すのもひと苦労もふた苦労もしたんですよね(←遠い目)
その分そのレコードには、愛着と入手までにまつわる苦労のエピソードが込められて、大切に大切に出来るんです
アナログレコードを非接触のレーザーで読み取る『レーザーターンテーブル』。
もっともっと安くなってくれないかな・・・