屋根 | 日本一の若手職人育成企業を目指すコテ山のブログ

日本一の若手職人育成企業を目指すコテ山のブログ

株式会社バウビオジャパン代表のら山川です。 建てていただいたお客様と生涯のお付き合いをどうやって達成するか日々真剣に考えています。

皆様おはようございます!


いつも貴方の蕎麦に…コテ山でございます。


今回は屋根についてです。


屋根材といえど沢山の種類があります。

その中で何を選択するか?



ザファンハウスでは耐久性とアフターメンテナンスの事を考慮して陶器瓦を選択します。

陶器瓦自体のご紹介はこちらから

【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥瓦メーカー最大手の鶴弥(Tsuruya)公式サイト。地震・台風に強い防災瓦の製品情報や瓦工場をご紹介。CADデータや施工方法などの瓦に関する設計情報も充実。【日本のすべての屋根に防災瓦を】リンクwww.try110.com

この業界で仕事を始めて25年経ちますが防災瓦で瓦が飛んだ現場に出くわしたことはまだないですね。

瓦が飛ぶ話は今の工法になる前の土で乗せかけるだけの時の話です。

あと重量に関しては構造をコストダウンで細くして最低限の構造で建てるなら軽量化された屋根材が良いとは思います。しかし建てる時安く済みますが後でメンテが陶器瓦より多くかかる気がします。

そもそも陶器瓦に耐えられない構造基準で家を建てて大丈夫なのか?(;゚∀゚︎)


四季があり、雨や雪や強い日差しが降り注ぐ日本は何千年も瓦を屋根の上に乗せてきました。世界的に見てもそういえばそうですね。勾配のある形も雨や雪をしのぐための理由がちゃんとあります。


一番自然の理に適っているからだと思います。


またバウビオロギーの観点においても製造から廃棄までのエネルギーを考えた場合、鉱物より粘土質の方が低いでしょうね。できるだけ地球上のもの、もしくは地表に近いもので製造、廃棄をしていけば環境に対する負担は最低限になりそうですよね。


それでも屋根勾配を低くしたい、スッキリ見せたい、構造コストを抑えたいと思えば板金やスレート系の薄い、軽い材料を使えば良いと思います。


さてこれからは施工の話です。

弊社では天井断熱ではなく、屋根断熱で施工しています。

屋根板の上に断熱材はミラフォームλ50mmを垂木の間にパンパンに敷き詰めていきます。



ここでポイントなのですが、写真で断熱材と屋根板の間に空気層がありますよね?ここをしっかり25mm確保しています。30mmが理想ではありますが垂木の寸法や破風板の材料寸法の兼ね合いからこれが一番バランスが良いですね。

いずれにせよ手間はかかりますがこれで空気層がしっかり確保されていて、この熱をしっかり棟換気で廃棄させる事により数値以上の断熱効果を生むわけです。

この空気層を確保せずに同じような効果を得ようとするならばもっと断熱材を厚くしないといけません。

事実夏場天井を触っても熱くなりません。すなわち屋根からの熱はきちんと屋根から上で完結できているわけです。だから二階の小屋裏の空間まで使った設計が可能となり、かつ省エネ等級も現在の最高ランクの5が確保できるわけです。

逆に断熱材自体は夏場より冬場の室内の暖かい空気を外に逃さない役割の方が大きいような気がします。

今後は屋根板を杉板に変えていくことを検討していかないといけない気がしますが、屋根上で大量の木屑が出たり、後々の痩せや手間を考えるとまだ踏み切れてないですね(lll-ω-)


□ポイント① 断熱材の上の空気層の確保


次はルーフィングと呼ばれる防水紙ですね。

これにも色んな種類があります(;゚∀゚︎)

現在採用しているのはこちら

ルーフラミテクトZシリーズ | セーレン株式会社ルーフラミテクトZシリーズは、住宅 屋根用の下地シートです。アスファルト不使用で軽く、特殊ポリマー止水テクノロジーにより、低温時においても安定して高い止水性能を発揮し、非常に軽量で高い施工性を発揮します。リンクwww.seiren.com

ルーフラミテクトzの遮熱タイプ。




30年相当経っても防水効果を継続とあります。

実際古い家の雨漏りの現場にいって瓦をめくると大概このルーフィングがボロボロになって漏れてきてます。もしも瓦が飛んでもルーフィングがしっかりしていると緊急の雨漏りを防げるわけです。

かつ、ここで遮熱することで先ほどの空気層への熱の伝達も防いでるわけです。


□ポイント② 耐久性のある遮熱ルーフィング


そして更にこの遮熱ルーフィングの上に

キズリテープを貼ります。

キズリテープキズリテープ:PEきずり・ルーフテープの商品説明。別名:きずりテープ・タテ桟きずり・流水テープなどと言われ、「流し桟工法」に使われる。雨漏りの防止についての詳しい説明。リンクroof.sub.jp





これを貼ることにより瓦桟の釘からの水の浸透、水はけ、空気層の確保がまたここでできるわけです。

□ポイント③ルーフィングの上での空気層の確保


そして瓦桟を打って瓦を止めていきます。




とにかく屋根に関しては断熱材を上げることよりきちんと空気層の確保をしていくことが外からの熱を室内に入れない為のポイントになりますね。特に九州は。


そしていよいよ瓦の工程です。



この量を一枚一枚職人さんがはっていきます。

本当にありがたいことです(。-人-。) 



自動釘打ち機でステンレスのスクリュー釘を打っていきます。職人さんならわかりますがこの釘を抜くだけでも大変です。
今は手間がかからないようにかからないようにしていく流れですが、私はその逆です。
人の手でつくられたものは人の手によって補修や修理ができます。
確かに細かいところは機械的に綺麗におさまらない所も出るかもしれませんが、それより何より住んだ後の事を考えれば現場でできるだけ手がかかる方を選択した方が後々メンテは安く済みます。

そして最終ポイント。
ルーフィングから上の熱はルーフィングから上である程度完結させ、それでも伝わった熱は断熱材の空気層にいきます。そしてそれをきちんと排気してあげないといけません。
それが棟換気です。



棟となる位置にあえてこういう隙間をつくり棟換気で抜きます。

アンダーベンツN | 製品情報|日本住環境株式会社高気密・高断熱・冷暖房・計画換気を軸に、高気密・高断熱住宅の発展を追求し、住む人のため、住む人とともに快適な温熱住環境を実現します。リンクwww.njkk.co.jp

これが中々いい値段するんです(;゚∀゚︎)


棟をおさめる前に



ルーフィングを必要な分カットして



取り付けて棟を納めます。

ポイント④棟にベンツ(;゚∀゚︎)



で、やっと屋根の完成です。



ま、ルーフィングから上は大体今はどこもこの工法ですね(・∀︎・)

あとは
□ポイント⑤屋根の形はできるだけシンプルに
屋根は複雑にすればするほど、部材もふえ、工程も増えます。そうするとそれだけ雨漏りのリスクは必然的に増えるわけです。もちろん防水はきちんとするのですが20年、30年、40年ずーっと大丈夫かと聞かれると、できれば屋根はシンプルにお願いしたいものですね。

実際、私も現場に入り色んな工法に立ち会って、実際に家を建てて住んでみました。
その中で数値だけでなく工程により数値以上の性能を発揮できることに辿り着けたんです。
ということは断熱材の製造エネルギーもそれにより抑えられるわけです。
残念ながらそこの部分に関しては数値換算されてないので性能値としては反映されてませんが、打合せされている方に住み心地や実際の夏場や冬場の気温や湿度の数値などを聞かれてみたら良いかもですね(・∀︎・)

と、最終的に弊社では

こちらで防水検査まで受けてますので何かあったらここが保証したくれるわけです。安心安心♪

もちろん防水段階で検査に来られます、見えなくなってからは補償できないからですね。


次回は外壁についてまとめたいと思います!
今日も打合せ、この三連休本当に充実した三日間となりました!

皆様にとって今日という日が素晴らしい一日になりますように(。-人-。)