フィギュアスケートのグランプリシリーズは開幕すると本当にあっという間ですねぇ。
今週はスケートカナダ、そして来週は中国杯。ファイナルへ向けて、熱い闘いが繰り広げられています。
タカヒコさん、スケアメで優勝はしましたが、内容にはまだまだ納得していないですよね。帰国後の会見などを見ていても、いつものふわっとした優しい笑顔の中に、ハングリーな表情が見え隠れしているのが、いちファンとしてはとっても嬉しく、たのもしく見えました♪
タカヒコさんの次戦は2週間後のロシア。・・・・今シーズンも素晴らしいプログラムなので、アメリカ戦以上に洗練された、力強い演技を期待しております!
さてここからはお衣裳のハナシ。
といってもちょ~~~~~っとこじつけというか、ただの小ネタっぽい内容なので、ここから先はさらっと読むか、スルーしていただいて結構です、ハイ。ただの自己満足ですので。ヘヘ。
FSのロンド・カプリッチオーゾのお衣裳、どこかで見たことがあるような気がしていたのですが、やっぱり中世の騎士風でしたね。
黒を基調とした上着にはエキゾチックな金の飾り刺繍。スペイン騎士団の礼装着のようなコスチュームになっているのですねえ~~。
ちゃおはイタリアマニアなので、イタリアについていろんな本を読んだりしているのですが、だいぶ前に、塩野七海さんの「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」という小説を読んだことがきっかけで、スペイン人でありながらルネサンス期のイタリア、そしてヨーロッパをも支配できるローマ教皇という立場まで上り詰めたボルジア一族について興味を持ちました。
ボルジア家については諸説ありますが、どちらかというとカトリック教会の堕落の象徴のような存在でもあり、その一面でまた、当時バラバラだったイタリアを一つの国としてまとめあげようとしたチェーザレの情熱的な野心など、惹かれるところもたくさんあり、ちょっとプライベートで時間があればイタリアへ飛んでいたちゃおも、ボルジアゆかりの地を訪ねた時期がありました。
・・・・・って、ハナシがそれてしまいますね、スミマセン。
とにかく、ボルジア家についてアンテナを広げていた時期に出会ったのが、今度は惣領冬実サンの「チェーザレ」というマンガでした。
・・・えっと、この漫画に関しては、まだ連載中なのですが、非常に細かい時代考証のもとに描かれているので、現在単行本は9巻まで出ていますが、1年に1冊くらいしかでてこないのでちょっとさびしい気もするのですが、とにかく漫画とはいえ風景、建造物、そして衣装にいたるまで、とっても写実的でリアル。
で、タカヒコさんの衣装なんですが (ようやく戻れた・・・・ハァハァ・・(´Д`;)
えと、こちらがその漫画の主人公、チェーザレ・ボルジアが来ているモノ。
この服は若きチェーザレがピサ大学に在学中の「普段着」なんですが、ちょっと似てますよね。・・・・似てるかも?
で、この二人はチェーザレの側近たち。 右側の黒髪の美形サンは、のちにチェーザレ・ボルジアの忠臣として知られることになるドン・ミケロット(ミゲル)の若き日の姿。・・・お袖がフフ・・・・( ̄▽+ ̄*) 似てるかも♪
今回スケートカナダ見ていて、無良選手のマタドールお衣裳がこんな感じだったかな。もちろんもっと華やかだったけど、シルエットとしては正統派ですよね~~。タカヒコさんにも着せたい~~~~~。
今回のスケートカナダでは無良選手をはじめ、アモディオ選手やフェルナンデス選手もスペイン風のお衣裳をとっても素敵にお召しになってましたねえ~~。フェルナンデス選手はスペイン人ですからやっぱりかっこよかった。
・・・で、結局ちゃおが言いたかったのは、いつかタカヒコさんにもこういうカッコイイお衣裳をですね、着てもらえればと、こういうワケなんです。
もちろん、どんなお衣裳でもタカヒコさんならOKですけどね( ̄▽+ ̄*)
こんな記事に、もし最後までお付き合い頂いてしまっていたら・・・・・・ スミマセンでした(^_^;)
参考までに
惣領冬実 「チェーザレ ~破壊の創造者~」 ←くわしくはこちら。