一番すきなのは小説ではないのだが、
「遠い太鼓」というエッセイ。
これを読むたびに、ギリシャやイタリアに行きたくなる。
特に食べ物に関するくだりは、
空腹時に読むと、体に悪い。
これは小説を読んでいても同じで、
ダンス・ダンス・ダンスではピナコラーダが
（どんな味なのかも知らないくせに）
やたら飲みたくなったし、
ことあるごとに、ビールやそのつまみの描写に
あぁ私もいっぱいやるかな・・・という誘惑に襲われる。
そしてもう一つ、こちらも旅行ものなのだが、
「雨天炎天」も大好きな１冊。
読むたびに、まるで一緒に旅をしてきたような
楽しさがあるんですよね。
もっともこの本で氏が訪れているのは、
女人禁制の宗教の島なんですけどね。
登場する僧侶の様子や修道院の様子が
も生き生きと、リアルに伝わってくるのが
いいんです。

それにしても、世の中の村上春樹ファンって
多いですよねぇ。
まぁ私もファンですから全然不思議じゃぁないけれど、
氏が「エルサレム賞」を受賞したときの講演を読んで
彼の人柄にますます惹かれました。
最近は翻訳の本ばかりでていたから、
今回の村上春樹の最新作「1Q84」

は特にみんな待ちわびてたんだろうなぁ。
アマゾンで新刊予約の新記録達成してたみたいだしね。

そんな訳で、もれなく私も発注です。

１Ｑ８４　ａ　ｎｏｖｅｌ　ＢＯＯＫ１

１Ｑ８４　ａ　ｎｏｖｅｌ　ＢＯＯＫ２

それにしても、村上春樹の最新作「1Q84」

BOOK１もBOOK２も
５００ページを越えてるっぽい♪
読みがいがあります。
どっぷり村上春樹になりそうな(笑)。

待ちに待っていたから、すでに大ヒット！