もーにゃです。2月手付かずでごめんなさい。


今回より、細々と長野自動車道に手を付けていきます。理由は…あまり長野を取り上げてないな、と思ったからと、個人的に憧れているからです。


○長野自動車道とは

長野県内、岡谷市から千曲市を走る高速道路です。

1986年から1993年にかけて開通工事が行われ、1988年に制定されました。総距離は75.8kmで岡谷市を起点とし、千曲市の更埴JCTへと繋がります。

カントリーサインの特徴としては、形が正方形に近いことがあげられます。絵は何を描いているかがわかりやすかったので調査は割としやすかったなと思います。(それでも深入りすると大変でしたが汗)


早速はじめていきたいと思います!

・岡谷市:鳥居平やまびこ公園


Todo sobre los signos municipales ~オール・アバウト・カントリーサイン~ カントリーサインは鳥居平やまびこ公園のトレードマークです。よくみると鳥の絵が描いてありますね。

鳥居平やまびこ公園は標高約1000メートルの山地にある、諏訪湖や八ヶ岳を一望できることが売りの公園です。12月から2月の間は閉園期間なのですが、標高が高すぎて誰も来ないのかもしれないですね。

公園のモットーは「自然を満喫、一日たっぷり楽しめる公園」であり、スポーツ施設や植物園、子供用遊具、ドッグランなどお年寄りから小さな子ども、そしてペットの犬まで楽しめるようになっています。小さな子供と親は遊具コーナーで遊び、おじいちゃんおばあちゃんは植物園でなごみ、ペットのわんちゃんはドッグランで思い切り走り回り、体―を動かしたい人々はスポーツ施設で汗を流し、若いカップルは絶景を眺めながら愛を語る、というわけですね。

岡谷市は精密機械の製造工場が集まる工業都市ですが、その一方で「風うたい陽あふれる街」をモットーにしており、市内の自然を最大限に活用した憩いの場を多く設けています。やまびこ公園は1989年に「日本の都市公園100選」に選ばれており、数ある憩いの場の中で最もネームバリューを持ったため、憩いの町のアイコンとなったのでしょう。

・塩尻市:ナイアガラ種ぶどう


Todo sobre los signos municipales ~オール・アバウト・カントリーサイン~ カントリーサインはぶどうの絵です。大粒であることから、ナイアガラ種を描いたものと思われます。

塩尻市桔梗が原ではぶどうの生産が盛んで、特にメルロー種、ナイアガラ種が多く生産されています。ナイアガラ種はアメリカ原産の種で、信州特産のぶどうです。甘さと香り、大粒の果実が特徴で、ワインやジュースに加工されます。一方、メルロー種は小粒のワイン用ぶどうです。JR塩尻駅の3・4番ホームにはこれらの種のぶどうが生産されています。

塩尻のブドウ栽培は1890年に豊島理喜冶氏がナイアガラ種、コンコード種の苗を植えたことから始まりました。翌年からはワイン栽培も始まり、以来100年以上ワインの産地としてワインを醸造し続けています。尚、塩尻産ワインは海外でも一定の評価があり、ヨーロッパのワイン業界では「メルローのShiojiri」といわれているそうです。サントリー社も塩尻市にワイナリーを設けています。

塩尻市は「ワインと漆器の町」と自称していますが、塩尻市の産業を支えてきたという意味で、ナイアガラ種ぶどうは重要な意味を持つのだと思います。

・松本市:松本城



Todo sobre los signos municipales ~オール・アバウト・カントリーサイン~ 図は松本城の天守です。松本市は元々松本城の城下町だったので、松本城がカントリーサインになるのは納得です。

松本城は戦国時代に小笠原氏が林城の支城として築城し、その後甲斐武田氏が小笠原氏を滅亡させた際に城主となり、武田氏滅亡後に再び徳川家配下の小笠原氏が城主となるという経緯を辿っています。明治維新後、競売にかけられ解体されそうになりますが、地元有力者のおかげで解体を免れました。1930年には国の史跡に指定され、今でも地元住民に守られながら松本市を見守っています。

ちなみに、松本市内には松本深志高校という南信地域では一番のエリート高校がありますが、深志の名の由来は松本城の古称である「深志城」です。1996年に放送され、以来定期的に放送されていたドラマ「白線流し」の高校も確かここがモデルと聞いたことがあります。(個人的な話ですが、このドラマとても好きでした。もう定期的な放送も終わったので残念ですが)


細々と更新します。