平凡な日々 | ロンドンつれづれ

ロンドンつれづれ

気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

 
何の変哲もない日常の記録ですが…それこそが、幸せ。
 
この日は、仕事で展示会の設営をチェックに出社。晴れた午前中の駅には、バラが咲いてました。
 
前にこうやって駅の花壇の花をめでていたら、高齢男性がシャベルを片手にやってきて、「植物好きなの? あなたも手伝わない? この駅の花壇は、みんな僕たちボランティアが面倒を見ているんだよ…!」というではないですか。
 
 
 
長年、この駅を使って通勤してきた人たちが、退職して悠々自適の暮らしを始めて、ボランティアで地元の駅を少しでも通勤客にとってくつろげる場所にしたい、と。
 
そっか~、私なんて、おとといも1時間に2本しかない電車をキャンセルされて、寒い駅で40分も待たされ、そしてこの写真を撮った日も、やはり乗ろうと思っていた電車をキャンセルされて、イライラしていたので、とてもそんな「恩返し」の気持ちにはなれないと思いますが、でも、やはり花壇の花には心なごみます。
 
そういうイライラした気持ちが、かなり軽減することは確かです。しかし、客のイライラを減らすのは本来、鉄道会社のやるべきことじゃないか、と思いますがね…なにしろ、「運転手が来なかったから電車が走らない」とか、平気でアナウンスするんですから。
 
 
改めて、イギリス人の気の長さというか、ふところの深さを感じますよ…。もっとも、今どきの若い人たちにはそういう「気質」って受け継がれてないような気もしますが。
 
 
 
綺麗ですね、バラ。私はこういう優しい色味のバラが好きです。
 
 
 
さて、先日どうしても「北京ダック」が食べたくて近所のチャイニーズ・テイクアウェイに行ったんですが、あの皮に巻いて食べる式のが無くて。
 
この日は、仕事が終わったら5時にすぐに新鮮なネギを買って帰宅して、自分で作ってみました。
 
チキンを使った北京ダックもどき。
 
イギリスの鳥モモは、骨がないのを選ぶと皮もついていないので、ガッカリなんですが…。日本のように、皮はついているが骨はちゃんと取り除いてある、というチキン・サイは、見たことがありません。なので、肉の部分だけを調理しました。
 
 
 
皮はこっちでは、パンケーキと呼んでいて、これはチャイニーズスーパーで冷凍のものが手に入る。 そして、千切りにして水にさらしたネギと、千切りにしたキューリを用意。
 
鶏肉は、30分以上、にんにくのすったもの1、しょうゆ1,酒1,ホイシンソース2(甜面醤の方がよい)の割合のソースに漬け込んでおきます。それを、ごま油でしっかりと炒めて焦げ目をつけます。
 
鶏肉を5ミリ幅ぐらいに切って、野菜も皮の上にのせ、ホイシン・ソース(本当は甜面醤が良い)と、はちみつ、しょうゆを混ぜたソースをかけて、巻きます。
 
 
いやあ、最高においしかったですよ! お店で食べる高い北京ダックと同じぐらいです。しかも、あっという間にできます。お試しあれ。
 
 
こちらは、今朝の庭の様子。
 
今、このガーデンテーブルの上は、小さなナーセリーになってます。何しろ、地面に鉢を置くと、ナメクジがみんな食べてしまい、一晩で何も無くなってしまいます。
 
ここに乗せておけば、一応安全ということで…、Love in the Mist(ニゲラ)と、ポピー、そしてゼラニウムの苗が育ちつつあります。このポピーは、日本では育成が違法のようですが、イギリスではガーデンフラワーとして育て愛でることは合法です。(医療用として成分を抽出するには、ライセンスが必要です)
 
今年はこれ以上、花を増やさないことにします。例えば、ペチュニアなどを増やしても、地面に置いたとたんにナメクジにやられるのが目に見えているので、今年は花を育てるのを我慢します…。
 
そして、今日はいつもコンサーバトリに入っている、アボカドを外に出しました。
 
 
 
これです。このひょろひょろと茎が長いのが、アボカド。
 
 
 
その横の、土に入っているのもアボカド。本当は、こちらの種子の方が、先に根っこが出てきたんですが、なぜか、水栽培の方が先に芽が出て、あっという間に伸びました。
 
 
 
このひょろひょろは、なかなか根っこが出なかったんですが、出たとたんに芽もでてきて、1日に2-3センチ伸びたか、と思うぐらいあっというまに茎が長くなり、土に入れて栽培していたものを追い越しました。
 
なんだか、アンバランスで可笑しいです。
 
 
 
グーグルしたら、「アボカドの種は、皮をむいて水栽培」と書いてあったので、どちらも皮をむいてあります。土に入れてあるのも、根っこがでるまでは水栽培でした。
 
食べる時にどうしても包丁の傷がついてしまうんですが、それでも水に入れておくと数週間で平気で根っこが出て、芽が出てきます。
 
今は、種子が割れているような状況。こちらもそろそろ、土に植え替えようと思っています。
 
 
 
夫、「食べたアボカドをみんな育てようとしないでね。こんなひょろひょろの植物、いっぱい増やしても仕方ないでしょ」というんですが、葉っぱがつやつやして、なかなか綺麗です。これが大きくなって、アボカドの実がとれるようになれば、最高!ですが、寒いイギリスでは無理ではないでしょうか。
 
キウイフルーツやブルーベリーは、素人でも案外庭で育って実がとれるようですね。ゴーヤも庭になっているのをみることがありますが、アボカドはどうでしょうね。
 
 
 
今朝も、庭中からナメクジとカタツムリ、合わせて70匹ぐらい拾いましたよ…。毎日このぐらい拾っても、一向に減りません。どこから湧いてくるんだろう…。
 
 
 
 
朝起きて一番に、ナメクジ対応。
 
それから紅茶を飲んで、自宅で勤務。あるいは、出社して。
 
このリズムが心地よいですが、私のマタニティカバーも8月いっぱいでおしまいです。
 
何年振りかで仕事に戻りましたが、やはりもう体力も気力も、昔のままではないので、楽しいことは楽しいんですが、8月で終わったら、きっとホッとすると思います…。
 
今年は、1月に友人が訪ねてきて一緒にクロアチアに旅行。 2月に一回通訳のお仕事。 4-5月にかけてもう一回通訳。
 
仕事の合間を縫って、スケートの早朝練習を週に2-3回、そして5月中旬の試合。
 
その間、コロナにも罹患し、後遺症のめまいに悩まされ、試合の直前には高熱の出る風邪でダウン。数週間咳がひどくて…。
 
あっという間に半年たってしまう気がします。
 
後半はもうちょっとゆっくり暮らしたい。
 
2017年に退職してから、あっという間に70歳ですよ…。まさか、この年になって、またフルタイムの仕事に戻るとは想像もしていませんでしたが、脳みその活性化にはなって、ボケが少し、遅れるような気がするので、感謝です。
 
とにかく、通訳も含め、まだ仕事してくれ、と言ってくれる人がいることは、有難いなあ、と思うわけです。
 
さあ、あと数か月、頑張ろう。病気しないように、責任を全うしなくちゃ。
 

。。。。。。。。。。。。。

 

 

5月14日の大人スケーターのための国際試合、ドイツはオーバーズドルフ(ネーベルホルン杯が開催されているリンクです)への出場をチャレンジとする、チャリティ・チャレンジに挑んでいます。応援したいのは、東京の子ども食堂、「ピノッキオ」さんです。

 

 

 

ピノッキオの主催をしているのは、元早稲田大学の川名はつ子教授、里親さんを支援する会を長年サポートしてきた方。 

 

ピノッキオでは一回につき、70食以上を子どもたちに無料で提供しています。需要が増えてきたのでキッチンの改装を行うということでその費用をクラウドファンディングで募っています。

 

 

 

 

 

以下のサイトに飛んで、ご支援ください!

 

なお、今回のクラファンの寄付には17%ほどの手数料がかかるようです。例えば、3000円の寄付を選んだ場合、500円ほどが手数料として加算されるようです。そのつもりで金額を選んでください。

 

その分、ピノッキオの方で手数料として寄付から引かれることがないのでピノッキオは助かるのですが、皆さんのご負担が17%増えてしまうようです。よろしくお願いいたします。

 

笑顔はじけるみんなの居場所に!『子ども食堂』拡張工事にご支援をお願いいたします。 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

 

これまで78人の方から、699,000円のご支援をいただいています! 応援、ご支援、ありがとうございます! 締め切りまで、あと5日です。まだ目標額にはかなり足りません…。

 

海外からの寄付も受け付けられるはずですので、日本以外にお住まいの方も、奮ってご支援ください。

 

また、クラファンはどうも、という方は、ピノッキオの郵便貯金の口座に直接お振込みください。前回も、郵貯の方に寄付をくださった方が、かなりの数いらっしゃいました。

 

以下のサイトに、振込先が載っています。

 

一般社団法人ピノッキオとは (studio.site)