引用:リサ・レネイ 感情操作 - アセンション用語集 (ascensionglossary.com)

 

 惑星のアセンションによって生じる混乱が加速するにつれ、多くの人々が理解できないネガティブな力の影響を受けています。 

 これらのネガティブな力のいくつかは、自分自身の無意識のマインドとネガティブエゴから生じており、それは生涯に渡るネガティブな習慣や行動を強化してきました。

  人は自分自身に危険や不安を感じると、簡単に行動をコントロールしたり操作したりすることに頼ってしまいます。 

 自分を守り、必要な健康的な境界線を作るために、この行動について自分自身を教育することが役立ちます。

 他人をコントロールする人は、常に自分のニーズ・欲望・願望・目的が他者のものよりも重要であると思い込んでいます。

 相手がしている事や追っている責任が何であれ、自分や自分の問題に集中するように要求します。

 それは、その相手が、それによって被るコストに関係無く要求します。

 

 より狡猾にコントロールする人達は、自分が相手に要求している事を直接言わなくても、感情操作を使う事で、それがまさに相手が望んでいる事であるかのように仕向ける事ができます。

 感情操作を通じて支配的な人は、他人の共感と思いやりを食い物にします。

 これは感情的な吸血行為の一種です。

 行動をコントロールすることは、自尊心が低く、恐怖に基づいた思考を持つ人々の、傷ついた人格のあらゆる領域に及んでいます。

 これらの恐怖がチェックされないまま放置されると、他者をコントロールしたいというこの欲求が、自己愛性やサイコパス的な行動に発展する可能性があります。

 行動をコントロールすることについて理解すべき重要なポイントの1つは、それが常に何らかの形で心理的又は感情的な操作に繋がり、欺瞞と嘘がどんどんエスカレートしていくということです。

 

 まず、人や場所、物をコントロールしたり、自分の個人的な欲求や願望を満たす為に、他人をコントロールする必要性を感じる理由はたくさんあります。

 自尊心が非常に低く、従って自分で自分を満たす事がほとんとできない傷ついたエゴに基づき、最も一般的な問題を表面化させます。

 

 他人を支配する人は、常に操作戦術を使います。

 これは、軽妙なテクニックかもしれないし、多くの自己愛性人格のように、巧みに操る達人へと進歩するかもしれません。

 操作とは、他人の行動や行為に間接的に影響を与えたり、コントロールしようとすることを指します。

 

 人間は、ネガティブな感情によって識別力が鈍り、様々な行動様式に隠された意図や動機の背後にある現実を見ることが困難になることがよくあります。

 繰り返される欺瞞の支配的な側面や、その深い複雑さは、感情操作や嘘のテクニックと関連しています。

 それは時に非常に巧妙なので、簡単に見過ごされてしまうことがあります。

 抑制されていないネガティブエゴによって、悪い習慣が身に着きます。

 多くの場合、低い倫理的行為の下には、罪悪感・低い自尊心・恐怖が埋もれています。

他人を操作する人の動機として考えられるもの

・他者に実質的にどんな犠牲を払わせてでも、自分自身の目的と個人的な利益を推進する必要性
・他者との関係において受容、権力、優越感を獲得したいという強い欲求
・環境や人々をコントロールしていると感じたいという願望とその必要性

(別名コントロールフリーク)

・自尊心や自分たちが作り出す世界における価値観を高める為に、他人に対して権力を持っているという感覚を得たいという欲求
・自己権利から欲しいものは何でも手に入れたいという子供のような欲求があり、衝動を制御できない
・個人のニーズを満たす義務を他人に投影することで、内なる不安や恐怖を解放する
・退屈、または周囲にうんざりしている、人間関係のドラマを楽しみたい、夢中になりたい

なぜ一部の人は簡単に感情操作に頼ってしまうのでしょうか?
  人間が自分の痛みの感情により簡単に操作されてしまうのは、子供の頃から大人になるまで成長してきた環境に左右されます。

 自尊心を支え、自己の核となるものを注ぎ込み、健全な境界線を作る方法を知っている健全で愛に満ちた両親の元で成長することができなかった場合です。

 

 誰かが癒されていないトラウマ、虐待、傷、自分に対する愛の欠如から簡単に操作されると、未熟で傷ついた感情体・ペインボディを持つ精巧な大人の操作者に成長します。

 多くの人は成人のように見えますが、重度の心の傷を負い、非常に未熟な子供のような感情状態に戻ってしまいます。

 

 重度の心の傷は、魂やスピリットの感覚体からの断絶を引き起こします。

 一般的に、大人になってからその傷が引き起こされた時に戻る年齢は、幼少期からのトラウマが最も癒されずに残っている年齢です。

  その傷が引き金となった場合、たいていの場合、その痛みの責任を取るのではなく、他人に対して苦しみを引き起こした原因として投影します。

 そして、自分の欲しいものを手に入れる為に、他人を操作するニーズを正当化します。

 

 欲しいものを手に入れるために癇癪を起こす幼い子供のように振る舞っている人を観察する人もいるかもしれません。 

 2歳の幼児が「わたしの!、ちょうだい!」と叫ぶのがどんな感じか、親なら誰でもわかるでしょう。

 これが、自分の思い通りにならなかったり、望むものを手に入れる為に環境をコントロールできない時に、感情的な子供のように振る舞う大人が多い理由です。

 

 ほとんどの良識ある大人は、それっぽいやり方で演じたり、他人の感情を弄ぶことは道徳的に非倫理的だと理解しています。

 しかし、一部の人々は、自分が望んでいるものばかりを気にし、自分自身の重要性を誇張した概念を持っているので、他人を操作したり騙したりすることに良心の呵責を感じません。

 

 更に酷いことに、重度の心理的分裂による人格障害を引き起こしている場合は、実際に、遊びや娯楽の為にコントロールのゲーム仕掛ける人もいます。

 ナルシストやサイコパスに対処する時は、彼らの操作技術をよく知り、そのふざけた行動から身を守ることができるという事を覚えておくことが非常に重要です。

 

 大切な最初のステップは、健全な境界線を設定し、他人の感情操作やドラマを人生の優先事項として受け入れないことです。

 愛情があり、思いやりがあり、人を気遣える人間であることは重要です。

 しかしあなたは、サイキック吸血鬼によって踏みつけにされるマットなんかではありません。

 それは、感情的・心理的な操作の直接的な結果によるもです。

 

 感情操作の多くのテクニックは非常に巧妙で、複雑な欺瞞の層に困惑することがあります。

 しかし、教養が高ければ高いほど、他人のこの行動に気づき、自分の中でそれが起こらないようにすることが容易になります。

 

 私達が宇宙法則に従ってスピリチュアルの道に念する時、私達は他人を操作するテクニックの使用や、他人の行動を制御することを、自ら意識的にやめなければなりません。 

 闇の支配者は明らかにこの自由に反対しており、これらと全く同じコントロール技術の推進者だからです。

 

 これにより、誰かが繰り返し感情操作を行ってエネルギーを吸ったり、他人への共感をコントロールしたりする可能性を、最小限に抑えることができます。
 私達はそれぞれ、自分に属する自分自身の空間感覚を守る権利を持ち、踏みつけにされる玄関マットのように他人から操作され、利用されることなく存在する能力を持っているのです。