【タイトル】
ザ・スナイパー(原題:The Contract)
【概要】
2006年のアメリカ/ドイツ合作映画
上映時間は96分
【あらすじ】
元警官で現在は体育教師をしているレイは、妻の死を機に関係が悪化した息子のクリスとキャンプに出掛けることにする。しかし、川で溺れている2人の男を助けると1人は護送中の男だった。
【スタッフ】
監督はブルース・ベレスフォード
音楽はノーマンド・コーベイル
撮影はダンテ・スピノッティ
【キャスト】
ジョン・キューザック(レイ)
モーガン・フリーマン(フランク)
アリス・クリーグ(グウェン)
コーリイ・ジョンソン(デイヴィス)
ジョナサン・ハイド(ターナー)
【感想】
製作時のトラブルで日本だけでなく本国アメリカでも劇場未公開のビデオスルー作品。主人公がスナイパーでもないのに、「ザ・スナイパー」という謎の適当なタイトルがつけられている。
悪役のモーガン・フリーマンは「結局のところそこそこ良い人でした」というキャラクター。「フラッド(1998)」なんかでもこんなキャラクターを演じていたが、モーガン・フリーマンは真の悪役には挑戦しないと言う意味ではぬるいキャラクターであり、それ故ぬるい作品になっているとしか言いようがない。
主人公の親子関係も、途中で巻き込まれるカップルの関係も特に見所はない。
悪役はプロにもかかわらず、車1台もろくに止めることができずに川まで転落させている。以降も終始ポンコツで、とどめを刺しておけば良かったのにとどめを刺さずに素人に殺されるとかアホすぎる。本作のようなテイストの映画で悪役が無能(に見える)なのは作品の魅力を削ぐ要素にしかなっていない。
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【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(英語)
【ソフト関連】
<DVD>
言語
├オリジナル(英語)
├日本語吹き替え
映像特典
├撮影の舞台裏
├オリジナル劇場予告編集