【作品#0003】ボーン・アルティメイタム(2007) | シネマーグチャンネル

【タイトル】

 

ボーン・アルティメイタム(原題:The Bourne Ultimatum)

 

【Podcast】

Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。

 

Apple Podcastsは前編/後編
Google Podcastsは前編/後編
Spotifyは前編/後編
Anchorは前編/後編

【概要】

 

2007年のアメリカ/ドイツ/フランス/スペイン合作映画

上映時間は111分

 

【あらすじ】

 

CIAが封印した「トレッドストーン作戦」の存在を嗅ぎつけたイギリスの新聞記者サイモン・ロスへジェイソン・ボーンが接触を試みる。ノア・ヴォーゼンが指揮するCIAのチームによりボーンの目の前でロスは殺されてしまう。再びCIAから命を狙われることになったボーンは、ロスの残した情報を頼りに真相を突き詰めるべく動き始める。

 

【スタッフ】

 

監督はポール・グリーングラス

脚本はトニー・ギルロイ

音楽はジョン・パウエル

撮影はオリヴァー・ウッド

 

【キャスト】

 

マット・デイモン(ジェイソン・ボーン)

ジュリア・スタイルズ(ニッキー・パーソンズ)

デヴィッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン)

ジョアン・アレン(パメラ・ランディ)

スコット・グレン(エズラ・クレイマー)

アルバート・フィニー(アルバート・ハーシュ)

パディ・コンシダイン(サイモン・ロス)

エドガー・ラミレス(パズ)

ダニエル・ブリュール(マーティン)

 

【感想】

 

前作から引き続き監督したポール・グリーングラスによって一度は完結したシリーズ3作目。

 

特にタンジールでの追跡シーン、デッシュとの格闘シーンは、前作にあった似た場面から遥かにパワーアップしており、特にデッシュとの格闘シーンは間違いなく映画史に残る格闘シーンと言える。ただの殴り合いで根性比べにしか見えなかった今までのアクション映画の格闘シーンとは全く異なり、体の使い方、相手の出方に合わせた動き、確実に急所を狙う攻め、防御のための身体の動きなど、アクションにすべて説明がつく理屈をつけたのは、長いアクション映画史においてようやくたどり着いた一つの答えだったと感じる。2000年前後のワイヤーアクションへのアンチテーゼとも言えるが、本シリーズの演出は「007シリーズ」など数えきれないほどの模倣を生んだ。

 

海の上で浮いていたところから始まったこのシリーズ。その海に落ちたボーンが再び動き出すところで本作は幕を閉じた。この上ないきれいな終わり方だったが、番外編「ボーン・レガシー(2012)」、事実上の4作目「ジェイソン・ボーン(2016)」が作られた。

 

【関連作品】

 

「スナイパー/狙撃者(1988)」…同一原作のテレビ映画。ソフトタイトルは「狙撃者/ボーン・アイデンティティ」

ボーン・アイデンティティー(2002)」…シリーズ1作目

ボーン・スプレマシー(2004)」…シリーズ2作目

「ボーン・アルティメイタム(2007)」…シリーズ3作目

ボーン・レガシー(2012)」…シリーズ4作目

ジェイソン・ボーン(2016)」…シリーズ5作目

 

 

 

取り上げた作品の一覧はこちら

 

 

 

【配信関連】

 

<Amazon Prime Video>

 

言語

├オリジナル(英語/ロシア語/フランス語/スペイン語/アラビア語/イタリア語)

 

<Amazon Prime Video>

 

言語

├日本語吹き替え

 

【ソフト関連】

 

<BD>

 

言語

├オリジナル(英語/ロシア語/フランス語/スペイン語/アラビア語/イタリア語)

├日本語吹き替え

音声特典

├ポール・グリーングラス(監督)による音声解説

映像特典

├未公開シーン
├世界を駆ける男: ジェイソン・ボーン
├屋上の大追跡シーン撮影秘話
├格闘シーンの撮影
├カースタントのレッスン
├ニューヨークでのカーチェイス

 

 

<4K Ultra HD+BD>

 

収録内容

├上記BDと同様

 

【音楽関連】

 

<CD(サウンドトラック)>

 

収録内容

├10曲/54分

 

【グッズ関連】

<ポスター>

サイズ
├68.5㎝×101.5cm

 

サイズ
├68.5㎝×101.5cm