徒然なる枕草子Ⅶ50「魔人打つ!」心の中へ488 | isaoのブログ

09・22
11:17
深夜、小窓を叩く微かな雨音で目覚めた。
トイレに立った時、
湿気を含んだヌルっとした暖気ではなく
爽やかな涼しさに
そっと頬を撫でられた事で
私はふと忍び寄る秋の気配を感じた。
やっと岐阜の街にも
彼岸の効果が出てきたのかも知れない。
来週我が国では、総裁選が行われる。
個人的には高市候補を応援している。
海の向こうの大国でも
大統領選が佳境を迎えている。
欧州では
ロシアとウクライナが死闘を繰り広げ
中東においてはアラブとイスラエルが
終わりが見えない
悲惨な戦争を始めてしまった。
だけど岐阜という田舎街の
更に辺境の地に地に住む
無知な老人は
そんな深刻な世界情勢に心割く事無く
ただただ大谷君が
成し遂げる大記録に歓声を上げ
その一挙手一投足に
全身で一喜一憂しているのである。
金曜日早朝5:00
宿直室で目覚めた時、
本当は体調が悪く風邪薬を飲んだ。
両肩にのしかかる気だるさと背筋に悪寒
そして後頭部に軽い頭痛があった。
明らかに冷房の浴び過ぎである。
8:30に仕事が明けたら、
今日はスーパーへは寄らず
大事を取ってそのままベッドで眠ろう!
そう固く誓った。
と!ところがである。
車に乗り込むや否や
アナウンサーが叫んでいたのだ。
「大谷が打った~~!」
その怒鳴りに近い叫び声が
私の背筋を狙っていた風邪菌を
たったの一撃で
どこか遠くの空に吹き飛ばしてしまった。
私は思わず握っていたハンドルを切り
いつものスーパーの駐車場に
愛車を乗り入れた。
そして帰宅と同時にyoutubeに噛り付き
したたかに酒を煽った。
私の意識が正常に戻った時、
部屋は既に薄暗く夕食時になっていた。


「心の中へ488」
09・22
11:42
「将軍」がエミー賞を受賞し
海外でも日本の
時代劇ブームが起きているらしい。
「暗殺」を読み終えて私は直ぐに
山岡荘八著・「織田信長」全5巻を
手に取って頁を捲った。
今日の勤務で
3巻を読み終えるつもりでいる。
ちょうど我が街・岐阜攻略の章である。
これを読み終えたら今度は迷わず

司馬遼太郎へ向かう予定である。
先日、手作りかつカレーの
お届け物があり

下品な舌鼓を連打して感無量となった。
好きなものを食し
読書三昧に浸り
映画と海外ドラマに溺れ
きっと私は幸せ者なのに違いない