6/24投稿の「どうなる?NHKから国民を守る党・政党要件!」ではN国党が選挙区で2%を取れるか否かについて考えましたが、今回は2%を達成するには各地でどれくらいの得票率が必要なのか考えて行きます。

 

 

まずN国党の参院選における結果は視聴者にどう影響するか考えます。(比=比例区/選=選挙区)

  • ▲(比2%超/選2%超):放送法の改正へ向け新たなステージの始まりですが同時にゴールの影が見え始める
  • ▲(比2%超/選2%未):まず起こりえない現象
  • ◎(比2%未/選2%超):国会議員は誰を招集するか、政党助成金も少ないため次なる衆院選の戦いが待ち受ける
  • ○(比1.8%/選2%未):議席を獲得するも状況は進展せず、政党助成金が無いため3年後に再度の戦いを強いられる
  • ×(比2%未/選2%未):崩壊論が勃発

個人的には選挙区での2%達成を果たし、衆院選へも挑戦できるが懐事情は常に苦しいというギリギリの戦いを見せて欲しいですね。

 

衆院選自体が1年後くらいにありそうなので、最終的には国会議員を招集できず挑戦という展開になるのではないでしょうか。

 

比例区で2%超えは絶望的と見ていますので省きます。

 

 

前回のポイント

  • 全て計算通りに進めば、1,098,098票/1.94%
  • 予想は1.8%程度(比例区は1.2%と予想)

 

前回から変更点

  • 和歌山県、佐賀県、鹿児島県が辞退(佐賀県については北海道が辞退のため移動)

 

前回の前提(得票率)

  • 1人区:2.5%
  • 2人区:2.0%
  • 3人区:2.0%
  • 4人区:1.5%
  • 東京都:2.0%

 

 

前回同様、参院選2016で幸福実現党の代わりにN国党が今回の参院選2019の体制で臨んでいたらどうだったのかを見比べていきます。

 

辞退している選挙区が3つあるので前提を一部追加します。(何故この数値を採用するかの詳細は前回分をお読み下さい)

 

数値の前提

  • 幸福党の票は「信者票+既存政党の批判票」で成り立っています
  • 信者票は自由投票にすると自民党へ流れる傾向にある(その為か幸福党は自民党へ擦り寄る事がある)
  • N国党の票は「反NHK票+既存政党の批判票」で成り立ちそうです
  • ゆえに田舎における票数は幸福党と大きな差が出ない(所詮は共に死票)
  • 都市部はN国党の方が強いので「都市部に弱くない幸福党=N国党」の図式

 

比率の見立て

  • 幸福党:比例区0.65%/選挙区1.70%=2.6倍
  • N国党:比例区1.20%/選挙区1.80%=1.5倍(あくまで予想なのでズレは生じる。比1.34%なら選2%達成と見るべき)
  • 差が出る原因は「既存政党の批判票」の向き合い方にあり、ポスターすら貼らず現地入りもままならない陣営の方が圧倒的に共感されにくい(批判票だからといって誰でも同程度の票を得られる訳ではない)

 

今回の前提(得票率)

  • 1人区:2.5%
  • 2人区:2.0%
  • 3人区:2.0%
  • 4人区:1.5%
  • 東京都:2.0%
  • 浮動票特区の採用
  • 合区特区の採用
  • 沖縄特区の採用

 

浮動票特区として、幸福党が得票率3%超えの地域については初期値に加算します(左の数値が幸福党、右が加算したN国党)

  • 岩手県(1/3):5.62%→5.5%
  • 福井県(1/3):3.56%→3.5%
  • 岐阜県(1/3):3.32%→3.5%
  • 京都府(2/4):3.12%→3.0%
  • 徳島県&高知県(1/3):3.00%→後述
  • 香川県(1/4):4.40%→4.5%
  • 大分県(1/3):3.92%→4.0%

 

合区された地域は敵陣営も全域をカバーし切れないと推測し1.5倍相当に加算します

  • 鳥取県&島根県(1/3):2.55%→4.0%
  • 徳島県&高知県(1/3):3.00%→4.5%

 

沖縄県は受信料の不払いが飛び抜けた全国1位なので2倍で加算します。(初期値2.5%の時点で55%増しなので実質3倍相当)

  • 沖縄県(1/3):1.61%→5.0%

 

 

幸福党の結果(参院選2016)とN国党の予想(参院選2019)

北海道(定数3/候補者10):21,006票/0.83%→(3/9):50,908票/2.0%
青森県(1/3):18,071票/2.93%→(1/3):15,393票/2.5%
岩手県(1/3):34,593票/5.62%→(1/3):33,875票/5.5%
宮城県(1/3):19,129票/1.92%→(1/3):24,971票/2.5%
秋田県(1/3):11,131票/2.07%→(1/3):13,442票/2.5%
山形県(1/3):15,223票/2.61%→(1/3):14,579票/2.5%
福島県(1/3):20,653票/2.25%→(1/3):22,912票/2.5%
茨城県(2/6):16,282票/1.34%→(2/5):24,226票/2.0%
栃木県(1/3):23,262票/2.83%→(1/3):20,549票/2.5%
群馬県(1/3):23,550票/2.95%→(1/3):19,988票/2.5%
埼玉県(3/7):27,283票/0.89%→(4/9):46,182票/1.5%
千葉県(3/8):23,777票/0.91%→(3/6):52,142票/2.0%
東京都(6/31):20,412票/0.33%→(6/20):124,470票/2.0%
神奈川県(4/12):21,611票/0.53%→(4/14):61,534票/1.5%
新潟県(1/3):24,639票/2.16%→(1/3):28,580票/2.5%
富山県(1/3):16,410票/3.35%→擁立せず
石川県(1/3):11,992票/2.26%→擁立せず
福井県(1/3):12,856票/3.56%→(1/3):12,650票/3.5%
山梨県(1/4):10,183票/2.52%→(1/3):10,094票/2.5%
長野県(1/3):20,350票/1.86%→(1/4):27,359票/2.5%
岐阜県(1/3):31,651票/3.32%→(1/3):33,346票/3.5%
静岡県(2/5):23,021票/1.36%→(2/5):33,778票/2.0%
愛知県(4/9):47,088票/1.44%→(4/12):49,190票/1.5%
三重県(1/3):24,871票/2.81%→(1/3):22,164票/2.5%
滋賀県(1/3):12,705票/2.00%→(1/3):15,906票/2.5%
京都府(2/4):32,973票/3.12%→(2/5):31,702票/3.0%
大阪府(4/9):16,532票/0.44%→(4/12):55,970票/1.5%
兵庫県(3/7):49,913票/2.05%→(3/6):48,758票/2.0%
奈良県(1/4):13,293票/2.07%→擁立せず
和歌山県(1/3):21,064票/4.76%→擁立せず
鳥取県&島根県(1/3):15,791票/2.55%→(1/3):24,739票/4.0%
岡山県(1/3):20,378票/2.59%→(1/3):19,680票/2.5%
広島県(2/7):18,218票/1.60%→(2/7):22,841票/2.0%
山口県(1/3):37,865票/6.14%→擁立せず
徳島県&高知県(1/3):16,988票/3.00%→(1/4):25,445票/4.5%
香川県(1/4):17,563票/4.40%→(1/3):17,951票/4.5%
愛媛県(1/3):14,013票/2.12%→(1/3):16,489票/2.5%
福岡県(3/9):15,743票/0.72%→(3/9):43,712票/2.0%
佐賀県(1/3):12,152票/3.17%→擁立せず
長崎県(1/3):13,936票/2.19%→(1/3):15,907票/2.5%
熊本県(1/4):20,742票/2.78%→(1/3):18,625票/2.5%
大分県(1/3):22,153票/3.92%→(1/3):22,585票/4.0%
宮崎県(1/3):20,354票/4.47%→擁立せず
鹿児島県(1/4):42,228票/5.68%→擁立せず
沖縄県(1/3):9,937票/1.61%→(1/4):30,812票/5.0%
合計:963,585票/1.70%→1,153,471票/2.04%

 

 

状況を整理します。

  • 有効票:56,555,393票
  • 2%:1,131,108票でクリア
  • 差引:22,363票の余裕がある

他にも「政見放送特区」など色々とプラス面も考えられるので2%達成はあながち越えられない壁ではありません。(マイナス面は見ないでおきましょう)

 

プレッシャーを掛けるようで何ですが、大半の選挙区で上記の得票率を目指し、そのうえで成否を分けるのは有権者の多い東京都選挙区に掛かってきます。(東京で得票率3%以上取れば達成濃厚、1.5%程度なら相当厳しい展開、2.0%なら他の選挙区次第)

 

東京都選挙区の大橋昌信陣営の選挙活動を見た人なら分かりますが、あそこまで候補者だけにおんぶに抱っこでは気の毒です。(2回見掛けましたが共に孤立無援に等しい、まさに見殺し状態)

 

 

立花代表はマスコミの取材予約が3件入った事から「N国党は比例区で2%達成と見て取材申し込みが来ている」と説明していますが、私が編集長などの権限のある立場であれば選挙区2%がありえる状況なので念の為に取材の準備を指示するでしょう。(ゆえに取材申し込みは妥当であり意味が違う)

 

現実的に見ても選挙区での2%超えは射程内である事は間違いないので、結果はどうあれギリギリの戦いを楽しみましょう♪