1月のトレード禁止罰則から明け2月に入っても負けが続きました。
トレード回数は激減してますが額が大きい負けが二回続き資産の10%に達しました。

本来であればトレード禁止とすべきですが掴みかけていたことがありトレードを続行しています。
トレード内容的には改善されてきており、一度の大きな負けが響いていますが光が見えてきた気がしています。

更新がなかった近況はこんなところですが、罰則明けからの立て続けの大損は非常にメンタルにきていて更新どころではありませんでした。

負ける原因がトレード技術にあるのではなく、自分の精神的弱さにあると気が付いたので後の自分が読み返えすことができるようにここに記しておきます。

 

 

1.自分は弱い人間である

 

今までの人生は自分が器用であることにかまけて努力という努力をあまりしてきませんでした。仕事やスポーツ、趣味や勉学に至るまでそこそこのレベルには早々に達してしまうのです。
その結果に胡坐をかき周りからチヤホヤされる自分を誇らしげに感じてきました。

何かへの取り組み始めはがむしゃらにやるのです。相場もそうでした。毎日、考察からの気づきや反省ををノートに書き記し、トレード一つ一つに根拠や改善点を求めていまいした。
そこから月単位で資産を30%ずつ増やしますが、マイナスの月が出てから急降下しそれ以来鳴かず飛ばず。
手法を次々と変えては資産を減らしこれ以上は無理だ、と少しの資産を残して退場しました。
働きに出てお金を貯め、再び相場に戻るまでに10年。10年間、がむしゃらにお金を貯めたわけではなく、遊びながら、相場の勉強をほとんどせずに舞い戻り、結果この体たらくです。

今考えれば自分はできる人間だという幼い頃からの呪縛から抜け出せずにいたのですね。
自分はできる人間ではなくできた気になることによって弱い自分を強く見せていた人間性に相場を通じて気付かされました。
自分は強くも優秀でもなく、世間を見れば平均以下の凡人であるということを強く認識しました。

2か月続くはずのトレード禁止罰則を遵守していないことも弱さの表れです。何か都合の良い理由を見つけて都合よくルールを捻じ曲げる。これが相場に最も嫌われるところでしょう。

 

 

2.金、成功への執着

 

トレードにはルールが大切でルールを守れない人がほとんどだと言われます。自分もその一人でした。
自分はルールは守れると思っていたのです。本当に思っていました。ですが結果が全てである相場の世界はいとも簡単にそんな思い込みを吹き飛ばしてきます。

ですが、なぜルールを守れないのか。

簡単です。金が欲しくて相場を張っているのです。金を稼ぎ良い暮らしをしたい、成功したいと思うからトレードしているのです。その欲がルールを破らせる。金や成功に執着するからルールを破るのです。

多くの成功者たちが「トレードは余剰資金で」というのはそういうことです。
無くしても大して痛くない金だから執着せずに淡々とルールに従ってトレードし続けられるわけで、金だ金だと言っているうちはあらゆる局面で欲の皮が突っ張ります。

 

 

3.変えられないもの、変えられるもの

 

世の中には変えられないものがあるということは誰もが知っていることと思いがちです。
ですが、知らない人もいるのです。自分です。

何事もある程度できてしまう、言うなれば器用貧乏な自分はその「貧乏」に陥っていることにすら気づいていませんでした。そんな自分がほとんどのことは自分の思い通りになると思ってしまうのも自然な流れでしょう。
成功している人は周りを自分の思い通りに変えていっていると思ってましたしね。
しかし全くの逆でした。世の中は変えられないことの方が圧倒的に多く、成功している人たちは周りを変えるのではなく自分を変えているのだと。

変えられないものは変わらないものとして受け入れることができる人が成功している人達なんですね。

自分は変えられないものを変えようとし、変えられる自分を変えようとしていなかったということです。
これでは負け続けるに決まっています。

 

 

4.トレードへどう活かすか

 

これらの気付きをトレードへどう活かすべきなのか。

自分を強く律し、金への執着を捨て、現実を受け入れ、自分を変る。
言うや安しで、これらが直ぐにできるのであれば苦労はしません。

まずは執着を捨てる努力をしようと思います。

金を稼ぐことが唯一の目的となっている以上、金欲を捨てることは難しいでしょう。ですが、今は生活レベルを落とし、夢はずっと先に置いておくことくらいはできるはずです。

本当に落ちてしまえば相場すら張れない。インターネットにすら繋げない状況になりうるわけで、相場を張れていること自体が恵まれているのです。
 

現状に感謝し、まずは一つ一つ自分と向き合い、少しずつ変えていこうと思います。