ヴィクター・ヤングは、本当に美しいメロディを書くひとです。

今日の1曲「恋に落ちた時」。ヤング作の「愚かなり我が心」「ラヴ・レター」などと並んでボクの大好きなナンバーです(作詞はエドワード・ヘイマン)。1952年度の映画『零号作戦』の主題歌ですが、この映画は日本未公開。でも4年後の映画『イスタンブール』では、特別出演のナット・キング・コールが歌ってヒットしたと記録にあります。

まずはナット・キング・コールの定番でノックアウト!シビレます。



「恋に落ちた時」("When I Fall in Love")をセリーヌ・ディオンとクライヴ・グリフィンが歌ったヴァージョンはロマンチック・コメディ『めぐり逢えたら』の主題歌として1993年にシングルとして発売されたそうです。このヴィデオは映画の一部が使われています。




驚くべきカヴァー録音の数が、なによりこの名曲ぶりを証明しているように思います。かのカーペンターズは、珍しくヴァースより歌っています。




おまけにこの人も。マリリン・モンローの歌です。ちなみにボクは彼女のCDを持っていますが、単に“♪ハッピー・バースデイ~”と媚びて歌っているだけではありません。「帰らざる河」なんか、心に沁みますよ。




あまりに名唱、名演が多くて、とても1回では紹介しきれません。人気トランペッター、クリス・ボッティです。



結構エキサイティングな演奏も楽しいです。

次回2回目は、マイルスから始めたいと思います。