日本から、荷物が届いた。
中には、ハハノマスク。
母の人による手縫いのマスク。
こういうの、すごく嬉しい。
荷物はすっごく大きくて。
2,805g。ちょっとした新生児の重さ(ノω<`*)
そして送料、4,300円。ひえっ。
05月29日(金)に日本の郵便局へ出してもらい、
06月02日(火)にバンコクの自宅に到着。
約5日間でぶじに届きました。
日本の郵便局では、「届かないかもしれない」とかなりの念押しをされたようだけれど、おかげさまで何とか届きました。
ありがたや。
中身はいろいろ入っていました。
近所のケーキ屋さんの焼き菓子。
このホロホロさやバターの香りが懐かしい。
そのまんまゆず。
コレは荷物と一緒に入れてもらおうと思って、事前に実家に送りつけておいたもの。
柑橘サイコー、柚子サイコー!
iPhone11のケース。
食品とかワレモノでなければ、日本のAmazonからタイに送ってくれるので、コレだけ別にタイ宛で注文しようかも思ったけれど、送料を考えたらまとめてもらえてすごく助かった〜!
そして。
落第忍者乱太郎の65巻。最終巻。
「忍たま」の原作として有名だけど、
ファンの間では原作を『落乱』と呼んでいます。
人生で初めて買ってもらって、
初めて読んだ漫画は、落乱5巻。
7歳のときでした。
それ以来、「テストで100点を10枚集めたら何でも好きな本を1冊買ってあげる」という約束のもと、100点を集めまくり、少しずつ買ってもらっていきました。
たったの400円で勝手に勉強するんだから、我ながらチョロい子どもだったと思います。
小・中学校の夏休みの自由研究、
高校の卒業レポート、
大学の卒業論文、
それぞれ忍者や忍術について書きました。
大學で史学科に進学したのも、
間違いなく落乱の影響。
その、落乱の最終巻。
どれほど、どれほど、書店で平置きとなっている姿に出会いたかったか。
どれほど、その思いをリアルタイムで分かち合いたかったか。
発売日には、妹の人が特装版・通常版を買いに行ってくれていたので、実家にはすでに2冊あります。
今回送ってもらうために、3冊目を買いました。
だからいま、落乱最終巻は手元にあります。
ようやく、読めるんです。
でも、読めなかった。
読んだら終わってしまうから。
読まなければ、永遠に終わらないから。
読んでしまったら、7歳から続いてきた楽しみに、お別れをしなくちゃいけない気がするから。
いつか、読める日は来るのかな。
最後に、母の人からのお手紙。
じつは、4月に本帰国をする予定だったのです。
でもこの状況だから帰れなくなってしまって。
もうしばらくタイにいるコトになりそう。
ああ、帰りたい。
おうちに帰りたい。
タイも、かいしゃも、周りの人も、みんな好きだけど、やっぱり実家が好きです。
早く、好きなときに、好きなところに帰っていけるようになったらよいのに。
いえに帰りたい。