【映画】風と共に去りぬ | + つれづれ in タイ・バンコク +

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2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

映画「風と共に去りぬ」を観てきた!

「第二回午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」のうちの1本で、先日もこの中の1つだった「サウンド・オブ・ミュージック」を観たりなんかもしました。
特別料金の1000円だけで、気軽に名作を観れるのがすごくありがたい!
年配の方がほとんどながらも、わりと大きな劇場にも関わらず、席がかなり埋まっていて、何だか活気があるのもワクワクでした。
すでに決定している第三回も楽しみなのですが…立川まで行かないと見れない気が…千葉にもきてきてきてねっ…!(ノ◇≦。)


実は、きのう観るまでは、「風と共に去りぬ」がどういうお話だとか、舞台となる場所や時間とか、そもそもロマンスなのかSFなのかすらも知らなかったという…( ´(ェ)`)



ここから先、ネタバレを含みます。



お話は、アメリカの南北戦争が勃発前から始まります。
南部のタラで育ったヒロイン、スカーレット・オハラ。
恋するアシュリーは、いとこのメラニーと結婚してしまいますが、その恋心を捨てることができず、腹いせに別の男性と結婚したり、支払う税金のために妹の婚約者と再婚したり、スカーレットをずっと想い続けていたレット船長とようやく幸せに結婚してくれるかと思ったらやっぱりアシュリーが…だし、

という、恋愛のちょっとドロッとした部分と、

南北戦争での、北部の激しい攻撃から逃げまどい、敗戦による貧しい生活やそこから立ち上がる強さと、

という、歴史的な要素が、

入り乱れた、何とも内容の濃い映画でした。

制作当時のことは分かりませんが、たぶん、好みが分かれる映画だったのではないかと思います。

ちなみに、私は…えっと…そんなに…(ノ_・。)
私自身が、どちらかというとハッピーエンドが好きなのと、不倫・浮気話が入ると…ちょっと倦厭してしまうのもあるので、完全に個人的な好みによる感想なのですが、でも、いろいろと考えさせられる作品であること、物語の深さと壮大さは、好きな人は本当に好きな映画なのだろうなあ…と思いました。


とは言え、やっぱり観にいってよかった!
さすが名作と言われるだけのコトはあるなあ…と思いました。
だってコレ、70年以上昔に制作された映画ですよ!?
CGもなしにこのクオリティ…すごすぎる…Σ(・ω・ノ)ノ!

あと、レットさんが…すごく…好き…(*゚ー゚*)
アウトローなカンジでずっといたのに、あの子煩悩っぷりはたまらん!
何だあのキュンっとする人!ほれてまうやろ!(笑)
それに比べてアシュリーのダメっぷりと言ったら…あのハッキリしない男のどこがよいんだスカーレット!と思いつつ、確かに誠実な雰囲気のあるアシュリーの方を好きになってしまう気も分かります。
しかしレットさんやろ…頼むからレットさんと幸せになっておくれ…



休憩も挟んだとは言え、4時間もあった映画なのですが、飽きることもちっともなく、ずっとハラハラドキうずうずなこの映画は、好みの差こそあれ、やっぱり名作と言わしめるだけあるなあと思いました。
時代背景や、カットされていたシーンなんかも少し勉強したので、機会があれば、もう1度観てみたい映画です。
もしくは、自分がもっと歳を重ねたとき、どのように受け取めるのかも、楽しみというか。


そんな映画でした。