かなりの覚悟を決めて読みましたが、グリムガルには珍しく気持ちよく終わりました。人死もクソうざいキャラを掘り下げるのもNTRもなくてよかった。
5巻を一文で表すなら、自分でしかなれないリーダーの在り方に辿り着き、自分を少しだけ肯定できた巻でしょうか。
カリスマというのを後から身につけるのは大変です。目指す過程では付いてきてくれる人の為必死に取り繕うことも多いです。理想の自分に近づく努力をするより、今あるものを活かす方向の方がずっと建設的です。
そこに自分にしかなれない姿を見出したハルヒロは、素の自分で人の間に入っていけるか不安に感じました。パーティー外で気のおけない友人が見つかるといいんですが。
巨女の告白への反応を見るにメリィにまだ芽はありますね。恋愛感情か、友人故の独占欲かは分かりませんけど。
メリィとクザクは地球?にいた頃繋がりがありそうです。
もしくは、二人共地球の記憶を持っていて唯一共有できる記憶を持っている相手だから距離が近いとか。
まああの気まずい空気を頻発しておいて、実はハルヒロが好きでしたとかいらないですけど。ストレートに想いをぶつけてくれる巨女のほうが可愛いです。
あのNTRっぽい感じは何というか、友人として見ても苛つきます。ポッと出のキャラにあれだけ親しくされたら、これまでのパーティ一で頑張ってきたものは何だったんだという。クザクとくっついてどっか行って欲しいです。
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