山行日 : 2012-5-27


天気 : 晴れ


 神ノ川伊勢沢遡行後、下りに絵瀬尾根にルートを取りました。

 ここに限らず、一般道を外れてルートを取る際には、地図読みと周辺の山座同定が

 必須になってきます。

 今回の絵瀬尾根もルートを誤ると崖の下降となる恐れがありますので、くれぐれも

 覚悟をして入り込むようにして下さい。


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自然に分け入る・自然からの恩恵    原小屋平を後にし、気持ちの良い樹林帯を。

絵瀬尾根はもちろん初めての下降です。

取り付き点が難しいとの事。

RFはMASAHIKOさんとはっぴーさんに甘えてしまい、レガーは周りの景色を

楽しむ余裕が(^^)

自然に分け入る・自然からの恩恵    下降点から少し外れた所にある展望台。

丹沢主稜を裏側から眺められ、神ノ川へ下る尾根を行く筋も確認出来るポイント。

こういった隠れた名所が最高の御褒美となります。

自然に分け入る・自然からの恩恵  

これから下る尾根を確認します。

幾つかピークがありますが、真っすぐではないので、要所にて方向確認が必要となります。

自然に分け入る・自然からの恩恵    難しい尾根の乗り換え点。

自然に分け入る・自然からの恩恵    足元にはギンリョウソウの密生がありました。

自然に分け入る・自然からの恩恵    まだ開いたばかりなのか、まだ真っ白でした。

緩い斜面と平坦な場所が繰り返される尾根。

その先にはP1148。

自然に分け入る・自然からの恩恵  

そこからも雄大な景色が広がっていました。

ここは展望台ピーク。

しかしこの恵まれたお天気は何なんでしょう(^^)

自然に分け入る・自然からの恩恵  

またまた登場しちゃいました。 (はっぴーさんより提供)

大室山でも眺めていたのでしょうか。

自然に分け入る・自然からの恩恵    ピークは南面のみ開けていました。

ここからは一旦急坂下りとなります。

足元はフカフカなので滑ってバランスを崩しそうになる事もしばしばでした。

自然に分け入る・自然からの恩恵    もう一つのピークにて休憩。ここら辺は多い山椒。

自然に分け入る・自然からの恩恵    こちらはブナの若芽。

最近までは双葉だったのが、もう新しい立派なブナの葉が一枚増えていました。

ここにてチョコレート休憩をします。

MASAHIKOさん、はっぴーさんご馳走様でした。

自然に分け入る・自然からの恩恵    ここから最後の詰め。

なかなかの急斜面です(^_^;)

このルート登りに取るのはきついでしょうね。


この先ちょっとルート確認ありで(^_^;)、もうひと汗。

しかし良い尾根と探検でした。


自然に分け入る・自然からの恩恵    朝と同じ河原にて。無事に戻ってきましたよ。


自然に分け入る・自然からの恩恵  

下って来た絵瀬尾根を林道より振り返ります。

右のピークからの尾根。やはり幾つか派生していました。

本当に私は後を歩かせていただいただけでしたが、この幾つか分かれ道のある尾根の正解一本へ乗れたのは流石です。

RFの良い勉強をさせていただきました。


あとは林道を、ゆっくり余韻に浸りながら歩いて行きます。


自然に分け入る・自然からの恩恵    サンショウバラの近種でしょうか。

少し雨に打たれて花びらがしおれてしまっていましたが、綺麗な花でした。

自然に分け入る・自然からの恩恵  

風巻ノ頭も魅力的な山ですね。

裏丹沢も深い大きな山でした。


MASAHIKOさん、はっぴーさん

今回も素晴らしい一日でした。

滝と流れと水場と隠れ展望台からの山々。

どの場面でも感動や楽しさを共有させていただき、ありがとうございました。 

また行きましょうね(^^)


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おまけですが、今回はやたらと動物にふれあえる山行でした。

朝はタヌキさん、カモシカのお子さん。

尾根上ではヤマドリさん。

最後は林道でテン(夏毛)さん。


丹沢でテンを見られたのは初めてなので、嬉しかったです。

どちらさんもすばしっこい為、写真には収められませんでした(^_^;)


三人で「これだけの動物に出合えるのだから、奴にも合えるかな。」との話もしていました(^^)

もちろん満場一致で「奴はいい!」(いらない)との事でしたが・・・。