脊髄刺激装置の埋め込み手術の感想ですが、トライアル手術と同じ工程で進みました。

・背中の消毒をする。

・ブロック注射の実施。(本手術にて初めて実施)

・リードを2本、背中から首へ留置する。


  ここからが、本手術から追加された工程です。

  ①私のお願いで「埋め込みは怖いから寝かせてほしい」と伝えてありました。鎮静剤は投与されましたが、へべれけ状態&恐怖で「怖い、怖い」を連呼。

  ②埋め込みの為に切開部分に局所麻酔使用。これが本当に痛い!「痛い〜〜」と悲鳴を上げました。

  ③切開開始。麻酔が効いているので痛くはないが、たまに激痛。その度に局所麻酔を追加。疲れと恐怖でヘロヘロ。

  ④装置の入るポケット作り開始。何かしているが、怖くて聞けない。山名先生が「臓器を触っていないから大丈夫」と安心していいのかわからない発言(笑)。私は疲れて返事ができず。

  ⑤リードと装置を繋ぐトンネルを作り始める。腰に圧迫感あり。何か入れている様子。痛みは無いが、酷い腰痛の症状を思い出す。トンネル完成後は圧迫感消失。

  ⑥装置の挿入と接続。背骨にリードを縛る為に切開。局所麻酔を使用。痛い!が、鎮静剤が効いているので無言。意識はまどろむ感じだが、感覚はハッキリしている。

  ⑦縫合開始。縫ってからホチキス止め。先生から「20針くらい縫ったよ」と言われた。


  意識がある中での切開手術は初体験でしたが、感想は「痛い」より「怖い」でした。でも、思っていた程の痛みが無かったのは、麻酔科の先生が痛みをコントロールして下さったからだと感じています。


  ガーゼ交換時に数えたら、確かに20針でした(笑)