海洋天堂 | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録


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(C) 2010, Nice Select Limited. All Rights Reserved.
製作年: 2010年
製作国: 中国
日本公開: 2011年7月9日
上映時間: 1時間38分
配給: クレストインターナショナル
カラー/ビスタサイズ/ドルビーSR/SRD
公式サイト

監督・脚本: シュエ・シャオルー
撮影: クリストファー・ドイル
音楽: 久石譲
キャスト:ジェット・リー ウェン・ジャン グイ・ルンメイ



水族館勤務のシンチョン(ジェット・リー)は、21歳になる自閉症の息子ターフー(ウェン・ジャン)を男手ひとつで大切に育ててきた。ある日シンチョンはガンで余命わずかと診断され、息子の将来を案じて心中を図る。だが、泳ぎの得意なターフーが海面に顔を出したため、シンチョンは息子に一人でも生きていけるよう教育することを決意する。

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今年の53本目です。

あらすじの「シンチョンは息子に一人でも生きていけるよう教育することを決意する。」がこの映画を語るすべてなんですよ。
よくにてるなぁーって思ったのが「BIUTIFUL ビューティフル」ですね。
どちらも今年好きな作品ですけど、あっちは幼い子供たちを残して死んでいく男の物語でした。

ただものすごく丁寧に描いてて、これは自分ならあきらめるかもしれないし、いや、でも自分の子供のことだったらそんな選択肢は、はなから用意してないともいえるわけです。
本当に普通のお父さんが、自閉症でコミュニケーションをとれない息子をなんとか幸せに生きていけるところもで自立させる何かを覚えさせる。
それだけな話なんです。
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父親の勤め先が水族館っていうのもあるんですが、しょっぱなの心中のシーンも水の上。

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ジェット・リーがただの枯れた親父にしか見えないわけですよ。
「エクスペンスダブルス」のあの切れのあるアクションをこなした人と同一人物には見えない!
もうホント、どこの街に行ってもいそうな普通に仲のいい親子って感じで。

すごく心配なんだろうなぁって思うのが、自分が死んだあとのために、息子の服にたどたどしく迷子札を縫い付けていくシーンとか・・・。
ホントなんてすごい慈愛なんだろう。
でも、誰もが持っているような慈愛なんだと思わされるところがこの作品のすごいところだと思う!

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あと回りの人たちも、ものすごく視線が優しい。昔の学校の校長先生とか、近所の父親のことを好きな雑貨屋の店主とか。
なんといっても水族館の館長のあの最後の言葉は気持ちが震えました。

ある瞬間にものすごい自分の中に何かがあふれてしまうような、そんなすばらしい作品です。


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