チェ 28歳の革命-★★- | not simple.

not simple.

あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

not simple.not simple.
not simple.not simple.

英題: THE ARGENTINE
製作年: 2008年
製作国: アメリカ/フランス/スペイン
日本公開: 2009年1月10日
(日劇PLEX ほか)
上映時間: 2時間12分
配給: ギャガ・コミュニケーションズ /日活
公式サイト

スタッフ
監督・脚本: スティーヴン・ソダーバーグ

キャスト:ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、サンティアゴ・カブレラ


1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、放浪中のメキシコでフィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と運命的な出会いを果たす。
キューバの革命を画策するカストロに共感したチェ・ゲバラは、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。

------------------

吉祥寺バウスシアターにて鑑賞。今年の3本目です。
星については2部とワンセットで評価するものなので今のところ面白い面白くないを評価できない感じです。

あいかわらず、ミスリードなあらすじだな、シネマトゥデイなのかギャガなのかは不明ですがー。
レッドクリフでもそうだったんですが本編上映の前にお勉強ムービーが追加されています。
で、上記のあらすじはそのお勉強ムービーの内容かなって感じですね。

part1を観る限り、やはりソダーバーグはスタイリッシュな画面を作りこませたら相変わらずクールだなーと思います。
なにをとってもエッジが効いてる気がします。

で。静止画だけ観てたら、結構若く観えたような気がしますがやはりデル・トロはデル・トロでありました。

ただこの凝り性の二人が組むとなんというか地味な映画が出来上がったというのが一部の印象ですね。
このpart1は特に、最初は撮る予定ではなかったはずなのですがチェ・ゲバラという人物をより深く知るために撮ったということなのでpart2が本編でこれは序章にしか過ぎないと考えたほうがいいんでしょうね。

ひたすら山での行軍。
全員ひげ!軍服!葉巻!
だれがだれだかわかんなくなっちゃうよみたいな感じが非常に多いのですが、ただ実際上の革命軍の行動ってこういう感じなんだろうなぁ。

行軍行軍、訓練訓練、たまに戦闘っていう感じです。
チェ自体がひどい喘息もちなのにあきらめない、闘志を燃やすことをやめることはないので悩みとかそういうものを感じ取れずなかなか入り込めない気がします。
あそこまでぶれないものを持ってるというのはすごい才能だな~とおもいます。

しかも、彼はアルゼンチンの裕福な出なのに、なぜ?
そういうことを考えさせられるんですが、part1では少なくとも答えは提示されていません。
part2を観ないと本当になんともいえない感じですね~。

映画ブログに参加してます。
よかったらぽちっとな。
にほんブログ村 映画ブログへ